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【ベストセラー健康法】全国の陽子線・重粒子線治療施設の詳細情報がわかる 「スーパードクターに教わる最新治療」 (1/2ページ)

 第1号の刊行から3年になる人気医療ムックシリーズ「スーパードクターに教わる最新治療」(文藝春秋)の最新刊が発売された。疾患ごとに日本を代表する名医が登場し、病気の概要や最新の診断技術や治療法を平易な言葉で解説している。

 日進月歩の医療の最前線が学べる本書は、「がん治療」「難病治療」「家庭医学」のそれぞれ最新知見を集約したメディカルムック。その最大の特徴は、各分野において日本を代表する名医、第一人者と呼ばれる「スーパードクター」が登場し、読者に語り掛けるように丁寧に解説するつくりだ。

 今回もその基本方針は踏襲しつつ、新たな企画にも挑戦している。

 「全国の陽子線・重粒子線治療施設の詳細な情報も掲載しました。これは数ある医療ムックの中でも、初めての取り組みです」と語るのは谷口和人編集長。

 陽子線・重粒子線治療とは何か。放射線治療の一種。一般的に言われる「放射線治療」とはエックス線を用いるのに対して、陽子線は水素原子から取り出した粒子(陽子)を、重粒子線は炭素の粒子を高速に加速して病巣に充てる治療法。

 いずれも粒子を使うので「粒子線治療」という分類になるが、陽子線より炭素線のほうが重いことから、あえて「重粒子線治療」と呼ぶことが多い。

 陽子線も炭素線も、「目的臓器より先には進まない」という特性がある。ここが「透過する」というエックス線との最大の違いだ。狙った臓器だけをピンポイントで照射することで、周辺の正常組織にはダメージを及ぼすことなく、目標組織のみを強力に攻撃することが可能なのだ。

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