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【ひざの痛みに潜む怖い病】体重1キロに対して「負荷は約3キロ」 肥満気味で膝痛を抱えているなら、減量をするだけで膝の痛みは軽減 (1/3ページ)

 変形性膝(ひざ)関節症の人は国内で約2000万人と推計されている。また、膝の痛みには、関節リウマチや偽痛風、骨が壊死した疲労骨折など、さまざまな原因が潜むことを紹介してきた。いずれにしても、加齢に伴い膝は痛みやすい。では、膝を守るためには、どうすればよいのか。

 「一番注意していただきたいのは、体重の増加です。体重1キロに対して膝への負荷は約3キロになります。肥満気味で膝痛を抱えている方は、減量をするだけでも膝の痛みは軽減されます」

 こうアドバイスをするのは、東邦大学医療センター大森病院人工関節治療センターの中村卓司センター長。最近の傾向を熟知した上で、数多くの膝痛の患者の診断・治療を行っている。

 コロナ自粛の運動不足では、体重が3~5キロ程度増えた人がいるだろう。膝への負担は9~15キロもアップする。駅の階段を急に駆け上がる、あるいは、駆け降りるようなことでさらなる負荷をかければ、膝関節へのダメージは大きい。すでに変形性膝関節症などと診断されている人は、まずは体重を落とすことが重要になる。

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