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【週末、山へ行こう】かつては「関東屈指の城」の跡  八王子城山(東京都) 標高446メートル (2/2ページ)

 山頂は木々に覆われているが、都心の方向が一望に見渡せる。山頂には八王子城の本丸が設けられていたという。山の地形を利用して敵の侵入や攻撃を防ぎ、本丸からは攻めて来る敵が一望に見渡せる場所。戦国時代に山に城を築くとはそういうことなのか。今まではよく分からなかった山城が、少しだけ身近になったような気がした。

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 登山にあたっては、入山可能か(来訪・入山自粛要請が出ていないか)、登山道の状況、バスの運行などを最新のデータでご確認ください。山行中は、歩行時に他の登山者との間隔をあけるなど新型コロナウイルス感染予防を心がけましょう。

 ■八王子城山おすすめルート 霊園前バス停…八王子本丸址…御主殿跡…霊園前バス停歩行時間 約2時間30分/難易度★(最高難易度★★★★★)

 ■コースガイド 霊園前バス停へはJR中央線高尾駅からバス利用。30分弱の舗装道路歩きで登山口へ。ところどころに城跡の解説板がある。八王子神社の社殿を過ぎると、山頂には「八王子城本丸址」の石碑が立っている。帰りは来た道を戻り、御主殿跡に立ち寄りたい。

 ■おすすめシーズン 1年を通じて歩くことができる。新緑は4月下旬~5月上旬、紅葉は11月中旬~12月上旬。標高が低く、真夏は暑い。

 ■西野淑子(にしの・としこ) オールラウンドに山を楽しむライター。日本山岳ガイド協会認定登山ガイド。著書に「東京近郊ゆる登山」(実業之日本社)、「山歩きスタートブック」(技術評論社)など。NHK文化センター「東京近郊ゆる登山講座」講師。

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