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玉置 成実

大ナミ乗ったワ (2/8)

 たまき・なみ
 歌手。1988(昭和63)年6月1日生まれ。16歳。和歌山出身。
 新曲「Fortune」は、プレステ2専用ソフト「ラジアータ ストーリーズ」のテーマソングに選ばれ、ゲーム中にも「ナミ・タマキ」というレアキャラで声の出演をしている。
 阪神タイガースにドラフト9巡目で入団したルーキー、玉置隆(ゆたか)投手(18)=市和歌山商=は、いとこ。「プロ初勝利を挙げたら応援歌を送ります」
玉置成実
玉置成実

【安室にあこがれ】

 小学生の子供をお持ちのお父さんお母さん。あんまり「勉強、勉強!」と追いたてないで、やりたいことを伸び伸びやらせてやってみてください。ひょっとしたら彼女のように天賦の才が、目ざめるかも。

 「安室奈美恵さんやSPEEDさんを見て、どうしてもダンサーになりたかったんです。うちは、やりたい! って思ったことは、両親ともに協力的で、反対されませんでした。小学校5年からの2年間、和歌山市の自宅から大阪のスクールまで、毎日1時間半かけてレッスンに通っていました」

 往復3時間。中学受験の塾通いより、よほど根性が据わっている。「途中で絶対に投げ出さない」ことを親と約束していた。「レッスンでは周りがお姉さんばっかり。ファッションも影響されて、小人用のキップを買って、改札で止められちゃったこともあります」

 もともと幼い頃は、クラシックバレエを習っていたが、4歳上の姉や7歳上の兄の影響で、早くからロックに目覚めた。“おませ”だったことを、やっかまれたのか?一時期イジメにあい、克服したことを告白する。

 「レッスン場では、ダンスシューズをゴミ箱に捨てられました。中学に入ってからも体操服をカッターで切られたり、教科書を全部、焼却炉に入れられたり」

【いじめ跳ね返す】

 先輩からスカートが短いと注意されても、「先生ならともかく、先輩にいわれて直すのは、おかしい」と、そのままにした、というから、タダ者じゃない。

 「イジメには悩みましたけど、母から『学校に行かなくなったら、相手の思うつぼだよ。負けないで、堂々と行きなさい』と言われて。勝ちに行こうと。普通に通ったらなくなりました」

 世間では、末っ子イコール甘えんぼうのイメージがあるが、彼女の場合、「どんな相手でも、思っていることをバンバン伝えちゃう性格。陰口やおせじを言うのが苦手なんです」と自己分析。

 デビューのチャンスをつかんだのは中学1年で応募した「ソニー・ミュージック・オーディション」。これ1本だけに絞って勝負。現在の事務所社長から、「今すぐ上京しろ、と言ったらどうする?」と聞かれ、「行きます!」と即答。両親には事後承諾だった。

 性格を知り抜いた母は、「いくら止めても、行くんでしょう」と送り出してくれた。

 14歳でアニメ「機動戦士ガンダムSEED」のオープニングテーマ「Believe」を歌ってデビュー。9人のダンサーを率いたプロモーション・ビデオも話題となり、オリコンチャート初登場5位、売り上げがいきなり30万枚に達した。

【事務所の大先輩山下達郎に「スゲェ!」と感服】

 昨年は香港、米国ライブも経験。ひとまわり成長した今年1月27日、7枚目のシングル「Fortune」をリリースしたばかり。

 身近には偉大な目標がいる。

 「事務所の大先輩、山下達郎さんのイベントにご一緒させていただいたことがあるんですが、スゲェ!! と思いました。歌いながら、右手に鉄琴、左手にカスタネットとタンバリン。CDを聞いているんじゃないかと思うぐらい美しくて…。自分もノンストップで、努力をやめちゃいけない。満足したら、そこで終わりなんだと思いました」

 これで、まだ16歳。大器の予感がビンビン。

ペン・中本裕己
カメラ・小松 洋