ぴいぷる

【キム・テヒ】かわいらしい30歳、混浴に挑戦も「恥ずかしかった」

2010.05.11


キム・テヒ【拡大】

 混浴の温泉とは知らずに、男湯と女湯に別れて入ったカップルが脱衣所を出たら、鉢合わせ。シャイな2人は浴衣を着て、足湯で寄り添う…。

 TBS系で放送中の韓国スパイアクションドラマ「アイリス」(水曜午後9時)の1シーン。朝鮮半島の南北分断を背景にしたシリアスなストーリーの中、スパイ同士の恋は胸をときめかせる。

 イ・ビョンホン演じる国家安全局(NSS)の精鋭・ヒョンジュンの恋人・スンヒが彼女の役。2人の秋田旅行の現地ロケは昨年3月、約3週間にわたり撮影された。

 イ・ビョンホンはプライベートでも混浴に挑戦したというが、彼女が選んだのは残念ながら(?)、女湯だった。

 「それでも恥ずかしかったですよ。韓国には露天風呂なんて少ないから。だけど、ちゃんと仕切りがあって、安心して入れました。隣の男湯から、日本人の運転手の方が大声で歌うのが聞こえて楽しかったです。日本の温泉は韓国と違って趣がありますね。肌もきれいになって、心身ともにくつろげました」

 スンヒは、テロリストの行動を予測し、テロを事前に防ぐNSS最高のプロファイラー。劇中では本格的なアクションにも挑戦した。入浴をのぞき見する不届きなスパイも退散しそうな迫力だ。

 「内面も外見も強い女性で、たいていの男性は制圧できるぐらいの体力の持ち主という設定。そう見えるように演じなければならないから、プレッシャーはありました」

 韓国の最高学府・ソウル大出身の才媛。大学では衣類学を学んだ。

 「子供のころから絵を描いたり、何かを作ったりするのが好きで、クリエーティブな仕事に就きたいと思っていました。だけど、入学してみると、この分野で成功するのには才能が必要と実感した。そんなとき、街でスカウトされてモデルの仕事を始めました。衣類とつながりがあるかもと興味を持ち、気軽に足を踏み入れたんです」

 それが、いつしか女優の道へ。「幼いころから夢見ていた仕事ではなく、幻想がそれほどない分、続けていくうちに面白さを感じるようになりました」と語る。

 日本文化への興味も強く、仕事や旅行で20回も来日しているという。

 「最近では、村上春樹さんの『海辺のカフカ』が面白かった。映画では、大学時代に見た中山美穂さんの『Love Letter』が大好きです。あんな美しい映像で、純粋な恋愛を描く作品を韓国で作るなら、ぜひ出演したい。日本人の俳優さんでは木村拓哉さんと共演したいですね」

 ところで、韓国の男優たちに日本のオバサマはもちろん、若い女性まで熱狂している。日本男児としては複雑な気分なのだが…。

 「私は日本の男性とお付き合いした経験がないからわからないけど、日本の女性が韓国の俳優に憧れるのは、演じるキャラクターがかっこよく、ロマンチックだからだと思う。現実は決してあんな風ではないですよ」

 なんて優しい心遣い。しかも、かわいらしい外見。とても30歳とは思えない。日本の同年代の女性はそろそろ結婚に焦るころだが。

 「同い年の友人もほとんど結婚していません。結婚は遠い未来に感じます。もともと私はゆったりとした性格。女優になるのも遅かったですし。35歳を超えたら意識するかもしれませんね」

 では、理想の男性は?

 「条件は4つ。ルックス、かしこさ、ユーモアセンス、やさしさ」。そして、いたずらっぽく笑いながら、「でも、一緒にいて楽しくて、笑えて、面白い人がいいかな」。

 やはり、並の男では攻略は難しそうだ。

(ペン・宇野貴文 カメラ・緑川真実)

プロフィール キム・テヒ 1980年3月29日生まれ、30歳。蔚山広域市出身。2002年に女優デビューし、ドラマ「天国の階段」のユリ役で大ブレーク。ドラマ「ラブストーリーインハーバード」「九尾狐外伝」、映画「中天」「けんか」など出演作多数。 「アイリス」は制作費15億円。昨年、韓国KBSで放送され、瞬間最高視聴率52%を記録。秋田県仙北市の鶴の湯温泉、妙乃湯温泉、田沢湖・たつこ像などのロケ地には、日韓の観光客が多数訪れている。TBSでは黒木メイサが日本語の吹き替えを務め、イ・ビョンホン役は藤原竜也が担当。7月2日には、「ノーカット完全版」のBOXIのDVD(ポニーキャニオン、19950円)が発売される。

 

注目情報(PR)