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【司葉子】大物女優が明かす結婚の真実!ゴシップは売れるんでしょ

2011.10.04


司葉子【拡大】

 「夕刊フジはね、私の結婚、一番先に抜いたのよ!」

 取材前、広報担当者から「産経さんには一言あるようですよ」と言われていた。なるほど、そういうことだったのか…。

 1969年、当時は大蔵官僚だった元衆議院議員、現在は弁護士の相澤英之氏(92)との電撃結婚スクープだ。

 「その時はまだ、親戚との話も固まっていなかったし結婚すると思っていなかったの。それが周囲からあおられ、新聞で抜かれ、結局はどうにもならなくなってしまったんですよ(笑)。ゴシップって、やはり売れるんでしょうね」

 そんな話をしながらも、永遠の清純派女優は穏やかな笑みを絶やさない。その笑顔に甘えてゴシップ質問を続けることにした。映画の代表作『紀ノ川』は、実際に代議士の妻になる前だったが…。

 「ヒロインの『花』は旧家に嫁ぎ、家を守り、(代議士になる)夫を助け世に出す。日本の代表的な女性の生き方の一つですよね。ぜひ、やりたい役でした。選挙のことは、この映画で習ったの」

 現実でも、結婚後に官僚を辞した相澤氏は、司の故郷・鳥取県から選挙に出て当選した。

 「今だから言えることですけれど、現役女優が一軒一軒、家をまわって頭を下げ握手して歩くと、玄関先でみなさま、涙してくださる方々ばかり。当時、日本一の婦人部が結成されました。私は、この人(相澤氏)なら故郷の鳥取をよくしてくれるという信念がありました」

 勢いを得て、ゴシップ第2弾。相澤氏との間にできた3男の妻が、歌手で女優の相田翔子(41)だ。

 「実は、彼女を息子に紹介したのは主人だったんです。あるパーティーで会って、かわいいお嬢さんで年頃も同じくらいだし、息子と話が合うだろうと。最初、私だけ知らなくて、話がどんどん進んでいて当人同士で先に発表されてしまった。えーっ、て感じ。そんなもんなんですね、私の時もそうだったし、やめられなくなってしまうのね」

 「でもね、結果的に芸能界のことをお互いに知っているから説明しなくても心得ているし、非常に楽な間柄で、いい家族関係になっています。初めて家庭のこと、明かしますけど」

 (相田は)しょっちゅう家に来てますもんね、と横から女性マネジャー。

 「休みはほとんど来てますね、わが家へ。窮屈ではないのかしらと思うけど、私が軽井沢へ行くと『私も』とついてくる」

 何と呼び合っているのか。

 「向こうは、お母さんと言ってますね。私は、(本名の)敬ちゃん」

 5日から東京・日本橋の三越劇場で上演される新派公演『女の一生』(27日まで)に出演する。

 「やっと、取材のテーマになりましたね(笑)。私が演じるのは、ヒロインを盛り立てる『堤しず』という役。どんどん仕事をこなして一家を切り盛りする。明治という時代なのに新しい感覚を持った女性です。すごく現代的で今の女性と共通点がありますね。横浜で育った、国際的というか新しい息吹を持った女性。この役も、ぜひやりたい役でした」

 女優業のかたわら、岐阜県恵那市にあるテーマパーク「日本大正村」の村長も務めている。

 「今年は大正100年目なんですよ。大正時代って、戦争も関東大震災もあって、モダニズム文化が芽生えて…、何か、今と似ているのでは。『女の一生』の舞台の時代でもあり、旧き良き時代を思い出し振り返ることで、このお芝居が今を見つめ直す機会になればうれしいですね」

(ペン・やまだ★ぼう カメラ・大西正純)

 ■つかさ・ようこ 1934年8月20日、鳥取生まれ、77歳。共立女子短大卒。54年、東宝映画『君死に給うことなかれ』でデビュー。その後、『社長シリーズ』や『秋日和』、『紀ノ川』(キネマ旬報主演女優賞ほか多数の演技賞受賞)など、「軽いものから重厚なものまで、とてもいいパターンで仕事ができました」。舞台やテレビでも活躍。77年には、フジテレビ系『3時のあなた』の司会も務めた。69年、相澤英之氏と結婚。2009年、新派初参加の『女の一生』に出演。今回は再演。昨年は、『松井誠公演 空よ、海よ、わが母よ』に出演した。03年、紫綬褒章、10年、旭日小綬章受章。

 

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