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【酒井和歌子】“永遠の清純派”は冒険旅行がお好き!北極&南極も制覇

2012.10.25


酒井和歌子【拡大】

 2006年秋に劇場公開された映画『旅の贈りもの 0:00発』は、劇中の鉄道旅シーンが鉄道ファンからも熱い支持を受け、3カ月のロングランヒットとなった。その第2弾として『旅の贈りもの 明日へ』(前田哲監督)が27日から全国公開される。

 主演は、これが初主演となる前川清(64)。そしてヒロインを演じているのが、元祖清純派女優で知られるこの人だ。

 「年代的には同じなんですけど、一緒にお仕事させていただくのは、まったくの初めて。もちろん画面で歌っている姿は存じてましたよ。でも、実際もテレビで見るイメージそのままの方(笑)。ご自分では、お芝居は『緊張する』っておっしゃるんですけど、まったく動じない方で」

 福井県内の企業が映画のスポンサーとなり、1カ月のオール福井ロケを行った。福井の名所、名物も多数登場する。

 「ちょうど桜の季節だったので、咲き始めから満開まで。一乗谷や丸岡城なども登場し、映像的にも素晴らしいと思います。名産品では、ガザえびを丼でいただきました。映画の中にも出てくるんですけど、味が濃くておいしいんですよ」

 共演者には、最近は女優業も順調な山田優(28)も。

 「お若い方ですけど、礼儀正しくて。私たちの時代と違って、物おじしないのがイイですね。私のころを思い返すと、周りのスタッフがみんな大人で私だけ年齢が離れていたんです。だから、仲間と仕事をする、という雰囲気は現場になかった。うらやましいです」

 映画のテーマは旅。実は唯一の趣味が旅行だという。

 「国内も好きですけど、海外は何カ国行ったか…。もう覚えてません(笑)。異国に自分を置いて、その地に慣れ親しむことに幸せを感じるんです」

 オシャレ&美食、そして美しい風景を楽しむ豪華セレブ旅なんでしょうね?

 「いえ、秘境みたいなところが好きなんです。スニーカー履いて、バックパック背負ってね。移動は電車とバス。イギリスでは、B&B(ベッド・アンド・ブレックファスト)を泊まり歩いたこともあります。海外で仕事があると、帰りのチケットはオープンにしてもらって、仕事が終わったら数日かけて別の地方を旅したりするんです」

 なんと、北極・南極ともに制覇しているほどの旅マニアだった。

 「北極は船に乗ってるだけだから、楽な旅でしたよ。旅が女優の仕事にどういう形で生きるかはわからないけど、家でじっとしてるよりはいいでしょ」

 取材前、正統派の美人女優らしく、あまりしゃべらない寡黙なイメージを持っていたのだが、素顔は実に気さく。

 「30歳前まではホント苦手だったんです、インタビューでしゃべるの。自分のなかで壁を作ってましたね。しゃべりが苦手という意識が強かったのかな。でも、人間変われば変わるんですね、アハハッ」

 第25回東京国際映画祭特別招待作品にも選ばれた。今回の取材は、映画祭のグリーンカーペットへ向かう直前だった。

 「こういう仕事しているのに、実は仰々しいイベントが苦手なの。パーティーとか、人が大勢いるなかに入っていくのが苦手。カーペット、ちゃんと歩けるか不安…」

 美貌だけでなく、ドレスも映える見事なスタイル。女優に年齢は関係なし、を実感する。

 「体重は高校のころから比べても、3キロと変わってないぐらい。運動はウオーキングと水泳をやっています。普段、何を食べてるか? 霞(カスミ)を食べてます! ハハッ」

 永遠の清純派女優は、実に可愛い人でした。(ペンとカメラ・永瀬白虎)

 ■さかい・わかこ 1949年4月15日、東京都板橋区生まれ。59年、小学4年生で劇団若草に入団。61年、映画『あいつと私』(日活)で銀幕デビュー。64年に東宝に入社し、67年に初主演作『めぐりあい』がヒット。看板女優となる。同年、エランドール賞新人賞受賞。76年に東宝を退社後はテレビやCM、バラエティーなどでも活躍。主演、助演を問わず、また淑女から悪女までこなす演技派として知られる。

 

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