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【池乃めだか】ぶっつけ本番で生まれた間寛平との名コンビ (1/3ページ)

2015.10.29


池乃めだか【拡大】

 「なんか変わっとるな、俺…」。自嘲気味に芸能生活50年を振り返った。

 23歳のとき、三洋電機(現パナソニック)を辞め「お前のおかん、弟子にしてくれへんか?」と友人だった海原小浜の息子、かけるに相談。小浜には「断られた」が、一緒にマージャンをしていた正司玲児に誘われ、音楽ショー『ピスボーイ』のドラマーとして、芸能界デビューを果たした。

 「ドラムなんて触ったことないから、猛特訓して10日後に初舞台。終わるなり『お前、辞めぇ』といわれて。なんで? 演奏はむちゃくちゃ、しゃべりもできへん、お客さんにはお尻むける。怒られてばっかりで、初日からやめたいと思った」

 その後、小浜門下に入り、漫才コンビ「海原かける・めぐる」を結成。ツッコミ役として、上方漫才大賞新人賞も受賞したが、8年半で解散。所属していた吉本興業から「収入も増えるし、笑いの勉強にもなる」といわれ、吉本新喜劇へ。相方が見つかるまでの「腰掛け」が、気付けば39年がたった。

 定着のきっかけは、子供のころから猫好きで、しぐさを観察するうちに思いついた猫のマネ。そこから発展した間寛平との「猿vs猫」のじゃれあいバトルは、新喜劇の名物となった。

 「でも、すんなり『猿vs猫』とはいかんかった。寛平ちゃんは人気者。僕は新参者で、子役が多かったし、からみなんてまずなかった」

 当時の新喜劇は3チーム制。当初は寛平組に所属していたが、2〜3年に一度の人事異動で寛平組を離れた。

 「もし、対峙(たいじ)する機会があったら、猫で挑もう」。心に誓った数年後、テレビ収録で再会。バトルをしかけると、ぶっつけ本番にもかかわらず、寛平も応戦。名コンビが誕生した。

 

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