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【長沼毅】科学界のインディ・ジョーンズ 研究の果てにあるのは「地球外生物の発見」 (3/3ページ)

2016.12.08

長沼毅
長沼毅【拡大】

 「生物の階級は上から界、門、綱、目、科、属、種と続き、『新種の犬が発見されました』というのは末端の階級なわけです。種ぐらいなら研究者は驚かない。私たちが発見したオリゴフレキシアというのは、それまで存在しなかった『綱』なんです。その下にあるいろんなものも、すべて私たちが見つけました」

 新たな発見で生命の進化に貢献できることが、喜びと話す。その研究の果てにある頂上をどう思い描いているのか。

 「それは『地球外生物の発見』ですね。これまでやってきた研究は、このたった1つの目標のためにあるんです。常識にとらわれていては、もし地球外で生命を発見したとしても、『心ここに在らざれば視れども見えず』の状態になってしまう。常に常識を覆す練習をしているところです」

 取材場所に指定されたのは、神奈川のクライミングジムだった。

 「今度、アフリカのギアナ高地に行くので、その練習です」

 壮大な「登山」は続く。 (ペン・宇都木渉 カメラ・斎藤浩一)

 ■ながぬま・たけし 「人類が初めて宇宙へ飛んだ日」である1961年4月12日生まれ、55歳。神奈川県出身。筑波大大学院生物科学研究科修了(理学博士)。広島大大学院生物圏科学研究科教授。11月に明石書店より発売された『ビッグヒストリー われわれはどこから来て、どこへ行くのか』では日本語版監修を務めた。著書多数。

 

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