池江寿師がライバル視エイシンフラッシュ逆転だ

★ジャパンC

2011.11.24


3頭出しの池江寿師がライバルとして真っ先にエイシンフラッシュの名前をあげていた【拡大】

 内海 今年のジャパンCは凱旋門賞とドバイワールドCの勝ち馬が出てくるんだよな。まずはドイツのデインドリームから。凱旋門賞5馬身差Vの超VIP!

 しの 逆にそこが危ない理由かも。凱旋門賞馬は過去、6頭出走して3着が最高です。大目標が終わったあとの、はるか東方のアゴアシつきの競馬じゃ全能力は出せません。古牡馬との斤量差も、5キロから4キロと微妙に小さくなるし。

 田中(大阪) 同感や。社台の吉田照哉さんが半分オーナーってあたり、顔見せ興業の匂いがプンプンするわな。実際に栗東の雰囲気も、スノーフェアリーがいたエリザベス女王杯の前のようなあきらめムードはないで。VIPいうよりは…ただのお客さんやろ。

 内海 勝てば褒賞金込みで3億5000万円だよ。水曜の追い切りをみても、やる気がないとも思えないね。条件が厳しいっていったら、ドバイのウイナーのほうだ。ヴィクトワールピサは8カ月ぶりで、どうにも扱いが難しいなあ。

 田中 それがな、角居調教師は案外と歯切れがええんよ。香港、フランスと回避が続いてしもうたから、内心はここは何がなんでもって気持ちなのかもしらんな。

 鉄平 ヒゲさん、またまたぁ。一頓挫どころか、二頓挫あったってことで評価下げるのが普通でしょ。

 しの 厩舎が厩舎だけにちょっと怖いですけどね。過去、2年以上休んでいたカネヒキリをJCダートで復活させてますからね。

 内海 なるほどなあ。あとは秋の天皇賞上位組の順序づけだな。大レコードが飛び出す乱ペースだっただけに、結果をそっくりスライドさせるわけにもいかない。

 しの 強い競馬をしたのはやっぱり4着のブエナビスタですね。あれだけのハイペースなのに、なぜか馬群が密集して内に閉じ込められちゃった。3歳時、アンカツさんが外差しの競馬ばかりさせていたとき、「途中でブレーキをかけたくない」と言っていた意味がよくわかりました。

 田中 実はな…。ブエナは栗東で、以前の迫力をどうも感じないんや。岩田康騎手が「ふっくらしてグラマーになった」と言うんはリップサービスやろな。太めの馬体でパッとしないのが本当のところちゃうかな。

 内海 デキがひと息に見えただけに底力健在をアピールした4着だったけど、そろそろ4歳勢との完全な世代交代がありそうな気もするね。その4歳勢は、秋天3着だったペルーサが仕上がりパーフェクト。5着トゥザグローリー、6着エイシンフラッシュも悪くないレース内容だったから軽視できないし。3頭出しの池江寿調教師はライバルとして真っ先にフラッシュの名前をあげていたよ。

 鉄平 そりゃそうでしょ。フラッシュはアーネストリーと前後する位置で競馬していて0秒7差。アーネストリーが2秒5差14着だったんだから優秀だ。得意の瞬発力勝負になりそうなメンバーだし。さすが3冠トレーナーはお目が高い。

 田中 池江さんとこで勝負になるのはトーセンジョーダンだけや。それよかアンカツさんが「やれると思うよ」と前向きなウインバリアシオンのほうが、この人気なら狙い目。古馬と2キロ差があるし、正攻法でズドン!

 内海 いずれにしても混戦模様。あとはとにかく、今年は審議も降着もなくスッキリ終わってほしいね。去年はブエナの2着降着で大パニックだったから、普段でも忙しいJCなのに大変だったんだ。

 しの でもまぁ、どうせ働くのは漆山クンですけど。

 内海 厳しいね。