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「親の変化」帰省時に観察を 早めに把握→対策で介護離職を予防 (1/2ページ)

 年末年始に帰省した際などに、親の生活ぶりを観察することを忘れないでほしい。普段一緒にいると慣れてしまって気付かないことも、たまに会うと、「あれっ、どうしたんだ?」と変化に気づきやすい。「なんだか変わった」と感じたら、その印象を放置せず、対策につなげていくことが大事なのだ。

 筆者の知人のAさん(40代)は一昨年末、実家に帰って衝撃を受けたという。帰省前、離れて一人暮らしをする80代の母親が自宅で転んだと聞いていた。心配になって電話したが、「お医者さんに診てもらっているし、特に問題なさそうだから安心して」と言われて疑わずにいた。ところが、いざ帰省してみると、それまで背筋がピンと伸びて姿勢のよかった母親の腰は90度曲がり、見るからに衰えを感じたという。

 Aさんの母親は、責任ある仕事を任されて忙しくしているAさんに心配をかけまいと、あえて「安心して」と言ったのだと思われるが、その母親の姿に驚いたAさんは、自身の帰京と同時に母親を東京に呼び寄せ、信頼できる医師に診せたという。その結果、母親は今はすっかり元気を取り戻し、Aさんの住まいに近いサービス付き高齢者住宅で同郷の友人と楽しく暮らしているという。

 読者の皆さんも、帰省の際は親の変化を観察するよいタイミングなので、気をつけて見てほしい。そのポイントは以下の2点である。

 ・どこかにつかまりながら歩いていないか?

 ・何かをすることにおっくうになっていないか?

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