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「月末の金曜をちょっと豊かに」 23日の“プレ金”に美術館を無料開放

 月末の金曜日に会社の早帰りを促し、消費喚起につなげる官民連携の「プレミアムフライデー(プレ金)」が2月で1周年を迎えた。昨年、出だしこそ大きな盛り上がりを見せたプレ金だが、回数を重ねるうちにメディア露出も減るなど、低迷感は否めない。主催する側もあの手この手でさまざまなアイデアを絞りだしているのが現状だ。

 そんななか、ここにきて今までにない試みがスタートする。総合人材サービスの「パーソルホールディングス」は23日、月末の金曜をちょっと豊かに過ごしてもらおうと、複数の国立美術館で無料開放イベントを実施。文化や芸術に触れながら消費を促すというやり方で、プレ金に新たな風を吹かせようとしている。

 今回無料開放されるのは「国立新美術館」(東京都港区六本木)と「東京国立近代美術館」(東京都千代田区北の丸公園)の一部展示。

 対象となる展覧会「20th DOMANI・明日展」(国立新美術館)には、将来の日本の美術界を支える若手作家の作品が展示されている。彼らは文化庁新進芸術家海外研修制度の支援を受け、海外で学んだホープだ。研修を終えたばかりのフレッシュな人材たちのショーケース。そこから何か感じるものがあるはずだ。

 また「MOMATコレクション」(東京国立近代美術館)もこの日、無料開放される。日本画、洋画、版画、水彩、素描、彫刻、写真、映像など、国内最大級の所蔵作品を誇る東京国立近代美術館のえりすぐりの約200点が展示されたイベントで、明治から現代まで100年を超える日本美術の歴史を堪能できる内容となっている。

 「人と組織の成長創造インフラへ」をスローガンに掲げ事業を展開するパーソルグループは今後も芸術分野以外の企画も含め、さまざまなイベントやキャンペーンを実施。日本の働き方改革の普及・促進に貢献していくという。

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