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長期・積立・分散投資の違いと利点 金融マンの言う「分散投資」は注意必要 (1/2ページ)

 昨年対象者が拡大した「iDeCo(個人型確定拠出年金)」に加えて、今年から、「つみたてNISA」が始まり、積み立て投資が普及しつつある。特に、金融庁は「長期・積立・分散投資」をキャッチフレーズに投資の普及に力を入れている。

 長期投資、積立投資、分散投資は、個人のお金の運用にあって、いずれも重要な概念だが、一般に案外誤解されている。投資の入門書でも、これら3つを正確に解説したものは案外少ない。

 まず、「投資」とは自分のお金をある期間、経済の生産活動に参加させて、その成果の一部を受け取ろうとする行為だ。長期投資の目的は、資金を長い期間働かせて、より大きなリターン(投資収益)を得ることにある。

 長期投資にあって複利の効果を強調することがある。複利で「意外に」資産が増えることはよくあるが、複利自体は算術的な事実に過ぎない。

 長期で投資するとリスクが縮小する、と説明されることがよくあるが、これは正しくない。投資期間と共に、期待されるリターンもリスクも拡大するので、長期投資はリスクの点で有利になるわけではない。

 一方、積立投資のメリットはもっぱら心理的な実行のしやすさにある。

 月々いくらという定額の積立投資は、貯蓄の計画・習慣と相性が良く実行しやすい。株価が変化すると、毎月の貯蓄額が変わるといった仕組みよりも定額がやりやすい。

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