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【オーバーロクマル世代応援企業】今後はシニアを積極採用! 資格や得意分野がポイントに「ゼネラルマネージメント」

★第3回「ゼネラルマネージメント」

 この連載は、25年間で2万人の経営者と交流してきた人材採用コンサルタント会社・キイストンの細見昇市社長が、60代以上の就業に積極的な企業30社を選出。夕刊フジと共同で紹介・顕彰するものです。

 ビストロ「MARUTA」や「釜焼鳥本舗 おやひなや」、「馬刺屋マサシ」などの飲食事業を展開する「フード&ムーブメント」。イベントなどの請負事業を手掛ける「ムーブ」と「クレージーコア」。それぞれが独立した法人だが、この3社の持ち株会社が「ゼネラルマネージメント」(東京都渋谷区、江戸勇雄社長、http://www.gmh.co.jp)だ。

 「弊社は、ムーブが手掛けていた請負事業、施工事業、飲食事業の3つの事業を分社化し、昨年7月、持ち株会社として発足しました」と管理本部の浜田拓也部長。その前身のムーブ時代から総務に関連する業務全般を担当しているのが、社会保険労務士の資格を持つ鳥原隆義担当部長(67)だ。

 「前職は、アプリケーション開発の会社に勤めていました。定年、再雇用を経て退社し、3年前からこちらに勤めています。仕事の内容は、一般的に言えば総務です。会社の規定やルール作り、契約書の作成やチェック、労働基準監督署など行政機関へ提出する書類の作成や対応などですね。監督署への説明は事業所別ですので、飲食であれば店舗ごと、請負事業も事業所ごとに管轄する監督署へ行かなければならず意外と大変です」(鳥原氏)

 現在は週3-4日、午前9時から午後6時までの勤務。「通信手段を活用して在宅で仕事をすることができますが、けじめとでもいうのか、メリハリがなくなってしまうので、出社しています。また、社内の若い方々から学ぶこと、教えられることも多いですよ」

 職場は、20代と30代の社員を含め7人のスタッフで構成されている。若いスタッフとはLINEでコミュニケーションをはかることがある。

 「たぶん、こうした環境にいなければ覚えることも使うこともないだろうと思いますが、気軽に教えてくれましたし、面白いです。普段もシニアだからといって特別な意識を持たずに接してくれていますから年齢的な疎外感もありません」と鳥原氏は顔をほころばせた。

 今後のシニア採用について、前出の浜田氏は「積極的に採用する方向で考えています。何かの資格や得意な分野をお持ちですと、お願いする仕事内容が具体的になるので、その点をポイントに考えています」という。それはまさに、鳥原氏が実証している。(取材・土金哲夫)

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