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自分に合った副業の探し方 「経験」を活かせる分野で活躍を!

 副業に興味があるが、自分に合った副業をどう探したものか…という悩みをよく耳にする。定年世代におすすめの副業探しの方法について生活総合情報サイト、オールアバウト「起業・独立のノウハウ」ガイドの中野裕哲氏に聞いた。

 「定年世代におすすめなのは単発のコンサルティングやセミナーで稼ぐやり方や、曜日や時間限定の“派遣”社外取締役として働くといったスタイルです。『スポットコンサルティング』『顧問 登録』などで検索すると、さまざまな登録会社がありますから、試しに登録してみるのも手です」

 また、副業を探す上で避けて通れないのがやはり、これまでの人脈とキャリアの棚卸しだという。

 「若い世代と定年世代にとっての副業の大きな違いは、経験がものをいうこと。『せっかくだから新しい分野のことをやってみたい』とおっしゃる方もいますが、未経験の分野では体力のある若者のほうがどうしても有利。定年世代が狙うべきは、何らかの経験が生かせる分野です」

 まずはこれまでの仕事経験のなかで、副業に結びつくようなものがないか、振り返ってみる。「よくあるケースは前職の経営者や、現在の仕事でかかわっている人からの依頼」だという。どこで人手が不足しているかという視点も重要だ。

 「日頃から周囲に副業を始めたいという考えを話したり、久しぶりの相手にも勇気を出して連絡したりといった、地道な活動も大切です」

 副業に結びつきそうな経験も、副業を紹介してくれそうな相手もまったく思いつかないという場合はどうすれば?

 「経験については本人にとっては当然のことで、“気づいていないだけ”というケースが少なくありません。問題は人間関係のほう。定年後を見据えるなら、目先の副業よりも、社外のネットワークづくりを意識する必要があるかもしれません」

 社外の友人・知人とのつきあいが右から左に収入になるほど甘くはない。だが、ネットワークが狭まっているとその分、チャンスは遠ざかるという点は肝に銘じたい。

 ■島影真奈美(しまかげ・まなみ) ライター/老年学研究者。1973年宮城県生まれ。シニアカルチャー、ビジネス、マネーなどの分野を中心に取材・執筆を行う傍ら、桜美林大学大学院老年学研究科に在籍。「ホテル業界の高齢者雇用」をテーマに論文執筆を進めている。

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