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『みえる通訳』約2万台をイオンと契約、売上増必至「テリロジー」

 米国株式市場が堅調だ。1月30日のNYダウは昨年12月4日以来の高値で終えた。FRBがFOMCで金融政策の正常化ペースを緩める姿勢を鮮明にしたことが好感された。ただし、これは円高要因だ。このため、当面の日経平均は米国株高に支えられる一方で、円高で上値を抑えられる見通しだ。

 ところで、30日、新興市場では「サンバイオショック」が発生した。29日、「慢性期脳梗塞向けの再生細胞医薬品の臨床試験が不調だった」と、サンバイオ(4592)が発表したことをきっかけに、30日の東証マザーズ指数は前日比で8・09%も急落したのだ。短期的には個人のマインドの悪化が危惧される。目先は慎重スタンスで相場に臨みたい。

 まず、テリロジー(3356)は、テリロジーサービスウェアが展開する多言語映像通訳サービス「みえる通訳」の大口契約が注目ポイント。イオン(8267)は、2月1日より、「みえる通訳」を全国の「イオン」「イオンスタイル」約550店舗(約2万台)に本格導入し、これを皮切りに、今後、グループ企業にも順次拡大していく。ちなみに、「みえる通訳」には、1カ月1・5万円の「ライトプラン」と同2・5万円の「スタンダードプラン」がある。イオンとの契約内容の詳細は不明だ。しかしながら、連結売上高38億円(2019年3月期予想)の同社にとっては、当初約2万台(その後、順次拡大)の契約は、将来にわたって大幅な売り上げアップに寄与するはずだ。

 次に、FDK(6955)は好業績が注目ポイント。19年3月期第3四半期の連結売上高は前年同期比4・54億円(0・8%)増の553・48億円だった。損益面については、原材料価格高騰の影響があったものの、売り上げ増やコストダウン、為替影響により、営業利益は前年同期比3・99億円(62・5%)増加の10・37億円だった。

 なお、同社は次世代電池として市場から注目されている高電圧出力可能な超小型全固体電池のサンプル提供を開始し、同電池の実用化に向けた取り組みを推し進めている。

 そして、トレンダーズ(6069)は、ショートムービーアプリ「TikTok」に対応したコンテンツ開発や広告商品の販売のため、TikTokマーケティング専門の部署を設立するとともに、TikTokを運営するBytedance社と広告パートナー契約を締結した。これが注目ポイント。トレンダーズが強みとするインフルエンサーマーケティングや子会社のMimiTV社が有する美容動画コンテンツ制作のノウハウと統合的に連携することで、企業の動画マーケティング支援における効果の最大化を図っていくという。(株式会社カブ知恵 代表取締役・藤井英敏)

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