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ZOZO前澤氏所蔵…酷似絵画がオークション出品!? 一方で保有株の9割が担保に… 株下落で?「重要な契約の変更」

 沈黙しているはずのZOZO(ゾゾ)、前澤友作社長(43)が、ネット上をざわつかせている。自慢のコレクションとみられる有名絵画の一部が海外の競売会社で売りに出されているのではないかとの指摘があるのだ。一方、ゾゾの筆頭株主でもある前澤氏だが、保有株の約9割が金融機関の担保に差し入れられていることも分かった。

 「ZOZOの人のコレクションでは?」「興味なくなった?」

 話題になっているのは、世界最古の競売会社、サザビーズが来月1日に香港で開催するオークション。出品予定の作品として数々の有名絵画が並ぶ中、前澤氏がこれまでメディアの取材や自身のツイッターなどで、コレクションとして紹介してきた絵画とよく似た作品が競売にかけられているというのだ。

 具体的には現代美術家ルドルフ・スティンゲルの作品(落札見積価格約1億1100万~約1億8100万円)や、現代アーティストのジョージ・コンドの作品(同約5700万~約7800万円)などだ。

 2016年にファッション誌「GQ JAPAN」で前澤氏は、「アートは1回も売ったことないです。ずーっとコレクションしつづけ、基本的には生活空間の中に置いておく」と答えていた。

 出品されているのは前澤氏の所有品なのか。ゾゾ広報部に尋ねると、「個人の資産に関わることになるため、こちらからの回答は難しい」とのことで、真偽は確認できなかった。

 前澤氏の資産をめぐっては、ゾゾ株の動向も市場関係者に注視されている。ストックオプションを除いて発行済み株式数の約36%にあたる約1億1222万株を保有する筆頭株主の前澤氏だが、2月に入って関東財務局に大量保有報告書の変更報告書を3回にわたり提出した。

 提出事由は「重要な契約の変更」としており、金融機関に保有株を担保として追加で差し入れている。同22日に提出された直近の報告書では、UBS銀行東京支店に約5366万株、みずほ銀行に約1350万株、三井住友銀行に約1059万株など、国内外の金融機関に対して計約9840万株と、前澤氏の保有株の約87%が担保となっている計算だ。

 同社の株価は2月8日に1621円の年初来安値を付けた。保有株の下落が担保の追加差し入れと関連している可能性もある。

 一方、ゾゾは昨年6月、株式報酬型ストックオプション(新株予約権)導入を決め、発行総数の90%以上を前澤氏に付与すると定めている。

 ただし、このストックオプションは条件付きで、売上高目標に加え、2021年の一定期間中に株式時価総額が2兆円超を達成した場合50%が行使可能、24年に3兆円超で30%行使可能、28年に5兆円で残り20%を行使可能となっている。

 今月20日時点の時価総額は6310億円。前澤氏にとっては株価が生命線ともいえるが、虎視眈々(たんたん)と次なる戦略の準備をしているのだろうか。

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