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スルガ銀行関与「デート商法」訴訟 疑惑の「営業部長」&社長を連続直撃! 原告代理人「明らかな投資詐欺」 (1/2ページ)

 「デート商法」まがいの手口でスルガ銀行からの融資をだまし取られたとして、東京都内の20代女性が同行と外食事業会社「コーポレートプランニング」の経営者らを相手に損害賠償請求訴訟を起こした問題で、同様のトラブルに見舞われた人が複数いることが分かった。夕刊フジは、中心人物とみられるコーポレート社の「営業部長」を名乗る男性と、同社社長を直撃した。

 首都圏に住む20代女性は、2017年に知人の紹介で「営業部長」と知り合ったという。「最初はうさんくさいという印象を受けたが、転職や副業、将来などについて質問するとよどみなく丁寧に回答してくれて、物知りで優しいという見方に変わった」と振り返る。

 「営業部長」は女性に「自分は飲食事業や株の投資などを行っている。資金を投資してくれたら毎月3%固定の配当を渡すことができる」と投資話を持ちかけてきたという。「事業が失敗した場合には飲食店を売却できるので配当金が止まることもない」と断言。「資金は多い方がいい。銀行の融資を受けるなら知り合いを紹介する」と提案してきた。

 後日、女性は「営業部長」と共に、神奈川県大和市のスルガ銀中央林間支店に出向いた。午後7時半ごろだったが、知人だというスルガ銀の行員が現れ、支店内の会議室へ通された。

 融資の手続書に必要事項を記入したが、「年収と融資希望金額の項目は空欄のままでいい」と指示を受けた。女性は「本物の銀行員が出てきて、銀行内に通されたので、信用していた」と話す。

 数日後、「営業部長」から「融資が下りたようだ」と連絡が入った。受け取った融資金は400万円。銀行から送られてきた手続書のコピーには年収の項目に「400万円」と記されていた。実際の女性の年収は約280万円だった。

 女性は融資金を全額「営業部長」に手渡したが、配当が支払われたのは最初の3カ月のみ。銀行から督促状も届き、全額自力で返済した。

 「営業部長」について、コーポレート社社長は夕刊フジの取材に「勝手にコーポレート社の人間だと名乗っていて、雇用関係もない。もともと知人ではあり、投資を行っていると知っていたので、『働かずにお金が欲しい』と相談する相手には(男を)紹介していた」と話す。

 「営業部長」本人も取材に「コーポレート社の人間だと話していたのは、商品を売り込むためだった。社長には了承を得たつもりだったが、詳しい経緯は覚えていない」と主張。配当を受けていない投資者には「なるべく早く金を返すように動いているが、暴力団関係者とみられる人物から脅迫まがいの被害を受けていて、思うように動けない」と釈明した。

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