【夕刊フジ×キイストン 飲食FCで第二の人生】コロナ禍にも負けない業態と看板商品 肉汁餃子のダンダダン仙台国分町店(N&M) - zakzak:夕刊フジ公式サイト

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【夕刊フジ×キイストン 飲食FCで第二の人生】コロナ禍にも負けない業態と看板商品 肉汁餃子のダンダダン仙台国分町店(N&M)

 東北地方最大の都市・宮城県仙台市で、ダイニングBAR「シエルアブソリュート」、居酒屋「肉男爵ミートバロン」の直営店を2店舗とFC加盟店の「肉汁餃子のダンダダン」を運営している「N&M」(仙台市、及川直也社長、https://www.n7m.co.jp/)。

 31歳の若さで同社を牽引(けんいん)する及川氏が飲食業の世界に飛び込んだのは2016年3月、27歳のとき。BAR「mellow」を開業したのがスタートだった。

 「開業前の9年間は同じサービス業でも別の業態に勤めていましたから、飲食業はほぼ未経験。でも当時から、接客が好きでしたね。料理の品質はもちろん自分たちのサービスを磨けばお店を応援してくれるお得意さまが増えていきますし、自分たちの頑張りでお客さまを笑顔にできる飲食店に魅力を感じました」と及川氏。さまざまな客との接触を通し培ってきた経験を生かし、起業にいたったという。

 開業3年後、昨年6月に「NATTY SWANKY」とFC契約を結び「肉汁餃子のダンダダン」の開業に漕ぎつけるが、動機は新たに違うかたちで飲食店に挑戦してみたかったことと、当時、宮城県内には「肉汁餃子」の業態がなく「ニーズ」があると思ったことだったと語る。

 「私自身、餃子が好きですし、肉汁餃子を県民のみんなにも食べてほしいと思いました」

 とはいうものの「NATTY SWANKY」とはコンタクトがなく、酒屋さんに紹介されて一歩前進。契約後には直営店で研修を受け、仙台国分町店を開店した。

 「初期費用は物件取得費を除き2800万円ほどかかりました。回収は3年半を想定していました。当時、東北地方にはダンダダンの店はなかったので、東北初進出プレッシャーはかなりありましたね」と開店当時の心情を振り返る。

 そして完全終息が見えない新型コロナウイルス禍。飲食業はかなりの影響を受けたが、同社はダンダダンという業態を活用しピンチをしのいだ。

 「餃子って食べたいけれど自宅でつくるのは大変。でも老若男女、餃子が好きな人は多い。さらに主食にも、総菜にも肴にもなる存在感のある食べ物だと思います。こうした性格や形状などをみて、テークアウト、デリバリーにも適した食べ物だとも思いましたし、外出自粛で街に人が出て来づらい状況でもニーズは高かったです。皆さまもご存じのウーバーイーツや出前館を活用したところ大きな反響をいただきました」

 さらに「結果的に来客数は大きく減少しましたが売り上げは微減で収まりました。ダンダダンという業態、肉汁餃子という看板商品がコロナ禍を乗り越える当社の収入エンジンになったことは、間違いなかったです」と続ける。

 そして最後に「現在は仙台市の国分町店1軒だけですが、将来的には東北地方の各地に出店することを念頭に置いています」と締めくくった。 (取材・土金哲夫)

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