【夕刊フジ×キイストン 飲食FCで第二の人生】ブランドを自由に選び、自社で調理・配達 TGALデリバリー(TGAL) - zakzak:夕刊フジ公式サイト

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【夕刊フジ×キイストン 飲食FCで第二の人生】ブランドを自由に選び、自社で調理・配達 TGALデリバリー(TGAL)

 本の街として知られている東京・神田神保町で「バーガーズカフェグリルフクヨシ」を展開するほか、約80のブランドを1つの拠点で複数取り扱うデリバリーの複合拠点を、全国で直営店17店舗FC加盟店56店舗を運営する「TGAL」(東京都千代田区、河野恭寛社長、https://tgal.jp/)。高級ハンバーガーショップとして2013年に設立した同社が、2年後取り組んだ「TGALデリバリー事業」で大きく飛躍、拡大し続けているのだが、その理由は従来型デリバリーにはない特長を備えているからである。

 「ひと言でいうと単なるデリバリーではなく、全国の有名店のブランド(商品)を1拠点で複数取り扱う、つまり調理して、ご自宅や職場に届ける複合型ブランドデリバリーという仕組みです」とフランチャイズ事業本部執行役員の池田昌輝氏。

 具体的にいうと、出前館やウーバーイーツなどの出前サイト上で有名ブランドを同社傘下のブランドとして取り扱う約80のブランドの中からFCオーナーが取り扱うブランドを10~15ほど選定。出前サイトを経由して受注した注文を店舗で調理、近隣3~4キロ圏内を自社配達員がデリバリーする構造である。

 店舗は厨房(ちゅうぼう)だけが必要でイートインスペースは不要なため10坪程度の面積で十分とのこと。取り扱っているブランドの料理は、二次加工まで済ませた状態で納入されるため、手を加える部分が少なく短時間で仕上げることが可能になる。

 取り扱うブランドに関してFCオーナーは、「いつでも・いくつでも」選択することができる。たとえば、高粗利収益が見込まれる高価格ブランドと利用頻度が高くオーダー率の高い低価格ブランドをそろえたり、さまざまな料理ジャンルのブランドを組み合わせたり、店舗の立地エリアの客層などを考慮しニーズにマッチしたブランドを選んだり、追加したり中止にしたりとフレキシブルに対応できるなど自由度があることも魅力の一つである。

 また費用を抑えるために店舗は居抜き物件で、構える場所は「店舗型飲食店」ではないので繁華街はもちろん人通りの多い路面である必要はなく奥まったような「3等立地」(池田氏)で十分とのこと。ただし、安定的に収益を確保するには商圏として半径3・5キロほどの広さで人口は10万世帯くらいが目安になると語る。

 開業に必要な費用は一般的な飲食店開業に比べ低くて、居抜き物件の取得費(賃貸料)が150万円、厨房機器が250万円、配送用バイク100万円(3台)、加盟金100万円、保証金50万円、研修費50万円で総額700万円ほどだが、平均的には600万円とのことだ。また収益面での特長としてはデリバリーが外部委託ではなく自社で対応していることがあげられる。さらに最短で3週間~1カ月の店長研修や開業後の店舗運営全般に関してのあらゆる面でのサポート体制も充実している。

 次回は、東京都武蔵野市でTGALデリバリー事業をFC展開している企業を紹介する。(取材・土金哲夫)

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