“コブクロ効果”老舗釜揚げうどん店、V字回復の気配! 「ONコンビ」も愛した宮崎「重乃井」に通販の注文殺到、従業員の士気アップ - zakzak:夕刊フジ公式サイト

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“コブクロ効果”老舗釜揚げうどん店、V字回復の気配! 「ONコンビ」も愛した宮崎「重乃井」に通販の注文殺到、従業員の士気アップ

 “宮崎のお母さん”もびっくりだ。巨人・長嶋茂雄終身名誉監督(84)やソフトバンク・王貞治球団会長(80)が現役時代から愛した釜揚げうどんの名店、宮崎市の「重乃井」。コロナ禍の影響を受けて存続の危機に立たされていたが、音楽デュオ・コブクロ効果で奇跡の“V字復活”を遂げつつあることが夕刊フジの取材で分かった。 (片岡将)

 

 「本当に、本当に店をやってきてよかったって今、思わされています。だって、全国から注文のファクスと応援のメッセージを一緒にいただけるんですもの」

 そう話して目元を拭うのは「重乃井」の2代目女将(おかみ)、伊豫(いよ)展子さん(70)。

 全国で緊急事態宣言が発令された昨年は、国からの持続化給付金の対象から外された。県独自の宣言が出された今回も、そもそも午後6時45分までの営業時間のため、午後8時までとする県の時短営業の要請に応じた場合の用件を満たさず、協力金を受け取れなかった。

 「補償がいただけない以上は店を開けるしかない。でも1月の中旬くらいには、お客さんが誰も入らなくなった。前日に仕込んだうどんやおすしが余ってしまって。3代目の息子は『捨てるしかないなら、もう作りたくない』と涙を流していました」と展子さん。

 だが、奇跡は起きた。

 「コブクロの小渕健太郎くんが宮崎出身で昔からウチに通っていてくれて。ブログでウチが苦しい状況にあることを発信してくれたんです。それ以降、通販の注文の電話とファクスが鳴りっぱなし。何より、従業員の士気が上がりました。『求められているんだ』って」とコブクロへの感謝を語る。

 築98年の店舗兼住宅を京町家風に新築したのは2019年10月。昨年10月には2人目の孫も生まれた。

 「ウチのだしのレシピは門外不出で文書にもない。私の頭と心の中にだけ。いま次の女将に教えているところだけど、私と同じように3~4年は掛かるでしょうね。それまでは私も元気でいなくちゃ」と意気軒高だ。

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