【定年起業への挑戦 実践編】カウンセラーを目指して税務署を退職 日本マインドヘルス協会代表理事・飯田真弓さん - zakzak:夕刊フジ公式サイト

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カウンセラーを目指して税務署を退職 日本マインドヘルス協会代表理事・飯田真弓さん

 『税務署は見ている。』などの著書で知られる元国税調査官税理士の飯田真弓さん(56)は、一般社団法人日本マインドヘルス協会代表理事だ。かつて飯田さんは税務署に勤めながら、放送大学で心理療法を学んだ。ボランティアでカウンセリングを行ったところ、長期休職していた人が1回の参加で職場復帰を宣言したことがカウンセラーになるきっかけの一つとなった。

 「税務調査の仕事は、人に喜んでもらえることがあまりないですからね」(飯田さん)

 仕事には不満がなかったが、カウンセラーとしてより多くの人の役に立ちたいと思い、44歳の時に退職・独立した。

 しかし関西という土地柄、カウンセリングに対価を払おうという人は少なく、独立当初は苦労したと笑う。テレビ出演も果たしたが、うさん臭い人たちが寄ってくる始末だ。

 そんな苦しい時に、公的な起業サポート事業に採択され、資金を得て2012年一般社団法人化を果たし、信用も増した。

 飯田さんの編み出した手法「エコラージュ」は絵や写真を貼り合わる作業で、その人の潜在意識をあぶり出すものだ。例えば、社員の離職率の高さに悩む企業が取り入れたところ、離職率が改善したという。

 飯田さんはカウンセリングをライフワークと決めていたが、独立時に「税理士という資格は信頼感がある」というアドバイスをもらい、税理士の肩書も残したことにより、税関係の取材や出版の話が来たと振り返る。昨年にはカウンセリングのスキルを生かし、『「顧客目線」「嗅覚」がカギ! 選ばれる税理士の“回答力”』を出版した。「今まで長い間やってきた仕事は、必ずどこかで役に立つのですね」と笑った。 (取材・構成 藤木俊明)

 【銀座セカンドライフ】定年前後の起業サポートのほか、セミナー・交流会の開催、レンタルオフィスの運営も行う。片桐実央代表は起業コンサルタント、行政書士、FPとしてテレビ出演も多い。近著は『50歳からの人生がもっと楽しくなる仕事カタログ』(マガジンハウス)。

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