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【マンション業界の秘密】鉄筋コンクリ造の寿命は100年 人気エリアの中古物件リフォームが賢い選択

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【マンション業界の秘密】鉄筋コンクリ造の寿命は100年 人気エリアの中古物件リフォームが賢い選択

 「マンションには何年住めるのか」

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 これはよくいただくご質問である。日本に鉄筋コンクリート造の分譲マンションが誕生して約60年。第1号物件と言われる「四谷コーポラス」は、築60年にして現役である。

 一方で、築30年程度のマンションが建て替えられていたりもする。築40年以上の物件も多くなってきた。この国は人もマンションも確実に高齢化している。

 実のところ、「鉄筋コンクリート造」の建物にどれくらいの耐久性があるのかよく分かっていない。この工法自体の歴史が実質的に100年に満たないからだ。言ってみれば、人類はこの鉄筋コンクリート造の建物にどれくらいの耐久性があるのか、壮大な実験をしている真っ最中なのだ。

 1つ言えることは、ヨーロッパによくあるような石造りやレンガ造りの建物に比べれば、耐用年数は確実に短い。その理由は、コンクリートの中に入っている鉄である。鉄はいつかは必ず腐食する。腐食すれば膨張して、覆っているコンクリートを破裂させる。

 現に、鉄筋コンクリート造の建物で、外壁や躯体のひび割れを放置し、雨水を内部まで浸食させてしまうと腐食が早まる。しかし、ひび割れを丁寧に埋めておけば腐食の進度を遅らせることもできる。

 私の勝手な考えだが、メンテナンスをきちんと行っているマンションは、100年程度は普通に住める耐久性能があると思う。もちろん、配管や配線、エレベーターなどの設備などは、その間に何度か交換しなければならない。しかし、鉄筋コンクリートの躯体自体は100年の耐用性がありそうだ。

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