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私がババシャツを受け入れたのは… 寒さに耐えブラとキャミでしのいだ学生時代 (1/2ページ)

★其ノ弐百弐拾四

 今でこそ「インナー」や「アンダー」などと言いながら、肌着を重ね着したり、分厚い防寒用下着を身に着けたりしても恥ずかしくないご時世を堪能しておりますが、学生時代は女子として頑なに「そんなの着ない。恥ずかしいもん」と拒否して寒さに耐えていた記憶があります。

 この風潮は当然、私発信ではなく、随分と前から周囲に知れわたっている女子の意識でしたから、皆、思いは似たようなものでした。

 当時、制服の下に着けるキャミソールやブラジャー以外の「袖のある肌着」を「ババ着」や「ババシャツ」と呼んでいたことが原因かもしれません。

 「ババ(婆)」という言葉の脅威におののいて、自分はまだ若人であるという自負で武装するために薄着でいたかったのでしょう。薄着が武装というのも、また妙な話ですが。

 寒いなぁと思いながらも、ブラジャーとキャミソールでしのげていたのは、若さがなせる技でした。特に体育や部活があるときは、皆、キャミソールすらも着ない、もしくは薄手でかわいいものをまとい、キャッキャと見せ合うことを楽しんだものです。

 とにかく寒さを防ぐよりも、ババシャツを着ないプライドを保つことで精いっぱいだったような…、見栄をはっていました。あまりに寒くてカイロをこっそり張り付けて着替えの最中はそっと鞄に隠すような裏技も試したほどですから。

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