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【ぴいぷる】信じる力で主婦から映画プロデューサーに変身 益田祐美子さん「人は支えあうから強くなる」 (1/3ページ)

 夢を現実に変える。小さな夢ならかなえやすいが、個人が映画製作に乗り出すとなるとそうもいかない。

 「そう簡単なことではなく、無謀だといわれました」と持ち前の微笑を浮かべる。

 15年前、映画はまったく素人の一主婦でありながら、イランとの合作映画『風の絨毯』(2003年)を、ゼロから作りあげてしまった。

 「イランは日本と違う文化をもっています。予想を超えた事態が次から次に起こって、普通なら投げ出してしまうようなこともありました。だけど投げ出さなかった。普通じゃないのかしら」

 どんな状況にあっても微笑を絶やさず、人を信じ、好きになる。そんな姿勢が、下手なプロ意識をしのいで、プロでも困難な夢を現実にしてしまったのだ。

 「きっかけは一人娘です。ある映画のオーディションに合格して、地方ロケがあったんです。初めて映画の現場を見学するうち、そうだ、日本とイランの子供が心を通いあわせる映画を作ろうと思ったんです」

 なぜ、イランだったのか。その答えはイラン人が経営するペルシャ絨毯店が自宅の近くのあったことにさかのぼる。たまたま店にいたところ、客との間に入って交渉する機会があり100万円もする絨毯が売れたのだ。

 「すると、イラン人のご主人が気をよくして、客がくると私を呼び出すようになったんです。私も面白がって協力するうち、いっそ会社を作ろうという話になって、ご主人が社長、私が店員になったんです」

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