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“卒婚”で貴乃花は土俵際に!? 一方、景子さんは自由の身に

 今年の新語・流行語大賞には間に合いませんでしたが、インパクトが大きい言葉が、貴乃花&景子さん元夫妻の「卒婚」です。ただの熟年離婚にしか見えませんが、本人が「卒婚」というなら、それでいいでしょう。

 夫婦間のことなので、真相は分かりません。一説には景子さんと息子がグルになり、貴乃花ブランドを利用していると言われています。でも、これは逆でしょう。世渡り下手な親方を、サポートしてきたのが景子さん。卒婚して困るのは、貴乃花だと思います。

 何せ景子さんは、フジテレビの元アナウンサーで弁が立つし、組織社会での順応性も抜群。テレビ出演や講演活動など積極的に動くでしょう。

 貴乃花が相撲協会を辞めて、参議院選挙に出馬し、スポーツ庁で役職をもらえば、相撲協会をコントロールできる。そういう目論見も、確かに考えられます。けど相撲協会という組織すら、うまく立ち回れない貴乃花が、魑魅魍魎がうごめく、政治の世界でやっていけるのか、甚だ疑問です。どの政党が支持するにせよ、貴乃花を制御するのは難しいでしょう。

 卒婚で逆に自由の身となったのは、景子さんです。内助の功をしながら、3人の子供を育てあげた半生は立派そのもの。むしろ彼女が来年の参議院選挙の、目玉候補になるんじゃないですか? デレデレした安倍首相の顔が浮かびそう…って、もう自民党入りですか? 話が早すぎ。ただし、本人がこの話を受けるかは、また別問題ですけど。

 最近は、貴乃花の間(ま)の悪さを感じます。貴景勝の優勝だって貴乃花がもう少し我慢して親方をやっていれば、優勝力士を輩出した親方として脚光を浴び、立場もよくなったはず。追い打ちをかけて、貴ノ岩の“暴行”引退まで…。

 貴乃花は名横綱であっても、卓越した指導者かは未知数です。組織のバックアップあっての選挙戦ですが、国会議員になってから、「話が違う。言いたいことが言えない」と言って辞めてしまいそう。それじゃ、大橋巨泉さんの二の舞いですね。わがままでは、巨泉さんといい勝負かも。

 世の中が貴乃花びいきの時は、筋を通す芯の強い人に映りますが、ちょっと風向きが変われば、ただの自己中心的な人扱い。その評価が難しいところです。

 というわけで、賭けるのは景子さんに、5000点って、クイズダービーか~。あとは靴職人の優一さんの動向が気になります。心よりご活躍をお祈り申しあげます。

 ■木村和久(きむら・かずひさ) コラムニスト。本連載と日刊SPA!の連載をまとめた近著「50歳からのかろやか人生」(雷鳥社)が発売中。

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