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ピエール瀧容疑者の“キレキレ演技”はクスリの効果!? 体内に入れると強烈にテンションUP、30~40分「全能感」続く

 「20代のころからコカインや大麻を使っていました」

 コカインを摂取したとして麻薬取締法違反の疑いで逮捕されたミュージシャンで俳優のピエール瀧容疑者(51)はこう供述している。

 通称マトリ、関東信越厚生局麻薬取締部が今回の逮捕で動いたが、「つい出来心、遊び半分で麻薬に手を染めたというレベルでは、われわれといえども、すぐに検挙までしないのが現状。今回は自宅にガサ入れしているというのが重要で、瀧容疑者が間違いなくコカインをやっているという確実な情報があってのこと。つまり瀧容疑者は“常習者”だからマークされた。プライバシーにうるさい昨今、家宅捜索するにも裁判所に容疑者が薬物を常用しているという証拠を見せないかぎり令状はもらえません」(捜査関係者)。

 しかも相手は有名人、もし空振りすれば人権侵害を問われる大失態だ。瀧容疑者の自宅からは薬物は見つからなかったが、コカインのスニッフィング(鼻から吸引)用と思われる筒状に丸めた韓国紙幣が押収された。尿検査でコカイン陽性反応も出て、本人も使用を認めている。

 マトリは昨年秋から瀧容疑者の内偵を進めていたといい、「ある売人ルートの周辺から複数の薬物使用者の名前が浮上し、そのなかに瀧容疑者の名前があった。コカインはアッパードラッグの代表格で、体内に入れるとすさまじくテンションが上がり、なんでもできるような全能感が得られ、30~40分薬効が続く。ただ切れたらテンションは急降下するので、その効果を得るため、またやるの繰り返し。中毒性がきわめて高いのが特徴」(前出・捜査関係者)

 コカイン1回分の使用量は15~30ミリグラムといわれるが、量も頻度も使用者次第。現在の実勢取引価格は1グラムあたり5~7万円だという。覚醒剤よりも流通量が圧倒的に少なく、高値なため“セレブドラッグ”と呼ばれるが「体内に残る時間が短いため薬のキレがよく、コカインをやっていない普段の状態だと周囲はまったく気づかない」(元売人)という。

 瀧容疑者は逮捕日の12日はドラマの撮影をしていたとみられ、逮捕までの数時間前から24時間前後にコカインを使用していた可能性がある。

 「集中力を高めようとハリウッド俳優やミュージシャンがコカインにハマる事例はたくさんある。いま思えば瀧容疑者のキレキレの演技もそのせいだったのかと。彼と似たタイプの大物俳優Aや彼と私的に交遊していた俳優Bも、当局にマークされているという情報がありますが、今回の捜査はいい筋をつかんでいるので、世間が忘れかけたころに次の逮捕者が出るかもしれません」(社会部記者)

 ■中村竜太郎(なかむら・りゅうたろう) ジャーナリスト。1964年1月19日生まれ。大学卒業後、会社員を経て、95年から文藝春秋「週刊文春」編集部で勤務。NHKプロデューサーの巨額横領事件やASKAの薬物疑惑など数多くのスクープを飛ばし、「編集者が選ぶ雑誌ジャーナリズム賞」の大賞受賞は3回と歴代最多。2014年末に独立。16年に『スクープ! 週刊文春エース記者の取材メモ』を出版。

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