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整形手術告白…ネガティブなイメージ、だんだん変わってきたのかな

 美容整形手術を受けていたことを告白した女性タレント、有村藍里さんが話題になっている。といっても批判で炎上しているわけではなく、正直に話した彼女の潔さが評価を集めているようだ。

 この件ではボクもインターネットテレビ局「AbemaTV」の番組で「コンプレックスを治すためのものだから、当人がハッピーならそれで良い。第三者がとやかく言うべきことではない」と話した。この番組には千原ジュニアくんも出ていて、「今の私があるのは院長のおかげです。バイク事故で顔がぐちゃぐちゃになったとき、整えてもらった」と感謝してくれたよ。

 大阪の番組に出たときなんかは、出演者の1人に「先生、お久しぶりです」と声を掛けられてね。何か他の番組でご一緒したのかなと思ったんだけど、話を聞いたらその人、以前に高須クリニックで包茎手術を受けていたんだ。

 かつて、整形したということはスキャンダルで、タレント生命に関わるとして、みんな黙っていたんだ。がんですら明かさない人もいた。それが時代が変わって、プチ整形の流行などで、だんだんとネガティブなイメージも変わってきて、話せるようになってきたのかな。

 もちろん公表するかしないかは本人の自由だ。まあ、ボクは、典型的で下手くそな整形は一目ですぐ分かる。手術をする先生にもそれぞれ癖があるから、「あ、これはあの先生の所に行ったんだな」というのが全部分かるんだ。

 自分で言うのも何だけど、この分野ではかなりの目利きだよ。一番多いのは鼻、そして二重まぶた。誰がやったか、あるいはどれくらいの年代の技術なのか。すぐ分かるよ。

 さすがにプチ整形とか注射レベルだったら分からない。現在は自然にさりげなく仕上げる技術が進歩しているからね。

 もう亡くなられているけど、ブラジルのイヴォ・ピタンギ先生は、ご高齢で傷口がきれいに仕上げられなくても、必ず最後に自分で縫うことを信条としていた。

 ボクがなぜ全部人任せにしないのか聞くと、「最後まで人にやらせるなんて大間違い。最後に私が縫うことは、芸術家が絵画にサインするのと同じ。とても大切なことなんだ」と教えられた。先生は貧しい人たちのために尽力した一方で、世界のそうそうたるセレブたちを手術してきた権威だから、「ピタンギ先生に縫ってもらった」というのも立派なブランドなんだね。

 ボクもピタンギ先生にならい、自分で縫うことを大切にしている。言っておくけど、きれいに仕上げられないなんてことはないからね!

 ■高須克弥(たかす・かつや) 美容外科医で医学博士。美容外科「高須クリニック」院長。愛知県出身。日本に「脂肪吸引手術」を普及させた先駆者で、「Yes、高須クリニック」のCMフレーズでもおなじみ。芸能界、財界、政界と幅広い人脈を持つ。著書多数、最新刊は「大炎上」(扶桑社新書)。

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