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田口淳之介容疑者も溺れた? 逃れ難い大麻“快楽の恐怖” 小嶺麗奈容疑者、マトリは10年前からマーク

 自宅に大麻を所持していたとして逮捕されたアイドルグループ、KAT-TUNの元メンバー、田口淳之介容疑者(33)と内縁関係にある女優、小嶺麗奈容疑者(38)。押収された大麻の種類から常習性が疑われており、小嶺に至っては10年近くも当局にマークされていたという。

 関東信越厚生局麻薬取締部(マトリ)は24日、大麻取締法違反(所持)容疑で両容疑者を送検。捜査関係者によると、両容疑者のマンションから押収された乾燥大麻は約3グラムで約6回分。幻覚作用の強い「バッズ」と呼ばれる大麻の花穂部分が含まれており、常習性が疑われている。

 今回の摘発は連休明けに情報提供があったとされるが、実際には小嶺容疑者は10年以上にわたってマトリにマークされていた。

 10代のころから夜遊びが激しかったという小嶺容疑者。当時の交際相手が経営していた東京・六本木の飲食店で、常連客が薬物事件で逮捕されたことをきっかけに捜査対象に挙がっていたのだ。

 田口容疑者と小嶺容疑者はカップルで逮捕されたが、専門家は一般にカップルで大麻を使う場合、性交渉の快感に溺れるケースも少なくないと指摘する。

 マトリの調べに、田口容疑者は「大麻は2人のもの」といい、小嶺容疑者は「大麻は自分だけのもの」と主張するなど供述は食い違うが、いずれも容疑を認めている。

 マトリで捜査1課長を務めた経験を持つ小林潔氏は「自分が担当したカップルの事件の場合、大麻を使って性交渉を行っているケースが多かった」と打ち明ける。

 どういうことか。

 「かつて話を聴いた大麻経験者は、大麻を使用して性交渉を行うと、通常の10~20倍程度の快感を得られるという。覚醒剤の場合はさらにその数倍の快感で、意識が飛びそうになるんだという」と小林氏。

 快感に溺れてしまう反動もあるという。薬物依存症の治療に詳しい筑波大学人間系の原田隆之教授は「前提として、大麻はヘロインやコカインなどの薬物と比べ身体的依存は低い。だが、ともに薬物を使用する仲間や、自身の不安や孤独感に起因する薬物への心理的な依存が合わさると、なかなか依存から抜け出せなくなってしまう」と指摘する。

 常習性を疑われている田口容疑者。今後は捜査の進展とともに、薬物からの脱却も課題だが、2人一緒に更生の道を歩むことはできるのか。

 前出の原田氏は「薬物依存から回復しようとする仲間がいる自助グループに参加することなども重要だが、一緒に薬物を使用していた相手は、薬物をフラッシュバックさせる引き金にもなりかねない。もう会わないという選択もあるが、関係を戻したい場合は一度距離を置いて、お互いの治療が安定してから、その先の関わり方について話し合うのがいいのではないか」と話す。

 困難な道のりだが、乗り越えられるのか。

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