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ピエール瀧被告「ストレス解消の手段なかった」 初公判、コカイン使用認める

 ほかに手段はなかったのか。コカインを摂取したとして、麻薬取締法違反の罪に問われたミュージシャンで俳優のピエール瀧(本名・瀧正則)被告(52)が5日、東京地裁で開かれた初公判で、コカインに手を染めた理由を「ストレス発散」と語ったのだ。起訴内容を認め、更生を誓った瀧被告だが、公判では改めて常習性が指摘された。本当に立ち直れるのかが心配だ。

 「(薬物以外に)ストレス解消の手段がなかった。自分の心の甘さだ」

 黒のスーツに黒のネクタイ姿で初公判に臨んだ瀧被告はこう語った。

 人気バンド「電気グルーヴ」の活動に加え、近年は個性派俳優としても活躍していたが、違法薬物を使用した代償は大きかった。所属事務所は逮捕後、マネジメント契約を解除し、出演していたNHK大河ドラマ『いだてん』も代役が立てられた。

 裁判官に職業を尋ねられると「えー、ミュージシャンをしておりましたが事務所を解雇されまして。無職です」と回答。被告人質問では「外には出られない状況で、料理や家事を率先してやり、家族のサポートをしている」と現状を明かした。

 瀧被告は何度も反省の意思を示し、「違法だということは分かっていて、いつかはやめなきゃいけないと思っていた。逮捕をきっかけに、そういう世界から足を洗おう、やめようと思って、そのためにはすべてを正直に話すことが必須だと思った」と述べた。

 これに対し、検察側は冒頭陳述で「20代のころからコカインなどを使用し、ミュージシャンの仕事が多忙だったことからストレスを発散させたいと考え、継続使用した」と指摘。「常習性が認められる」などとして懲役1年6月を求刑した。

 弁護側は執行猶予付きの判決を求め、即日結審した。注目の判決公判は6月18日に行われる。

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