zakzak

記事詳細

蚊のようにチクリと刺すくらいはいいじゃないか… 女優とカネとエロの丁々発止

 私の新刊『ボウフラが女肌(はだ)を刺すよな蚊になるまでは、泥水呑み呑み浮き沈み-美女が脱ぐ瞬間(とき)Part2-』(モッツコーポレーション/展望社)が6日に発売となる。実に38冊目の著書だ。

 タイトルの“ボウフラが-”は、映画「座頭市」に出演した森繁久弥が劇中で歌ったフレーズを「女肌」にアレンジした。主演の勝新太郎も気に入り、よく使っていたそうだ。元ネタは『東海道中膝栗毛』の戯作者・十返舎一九とも言われる。一九は駿河国出身で、静岡出身の私にはその感覚がとてもよくわかる。

 本書は“私の仕事”の集大成だ。島田陽子にヘアヌードを申し込もうと向かった六本木のアークヒルズ。ほぼスッピン状態で牛乳石鹸の匂いを漂わせ、前開きの“いつでも脱げる”ワンピースを着て彼女が現れたこと。

 お蔵入りとなった大物歌手Mのヘアヌード写真集には“金髪男性とのカラミあり”ならすぐに8000万円を支払うつもりでいたこと。

 そして「垂れ乳」を気にする天地真理のヘアヌードには即金で3200万円を支払ったこと…。

 数々の女優たちとカネとエロを巡って丁々発止のやりとりがあった。女優がすべてを脱ぎ捨てる覚悟でぶつかってくるのだから、私も女衒(ぜげん)として堂々対峙した。齢70を過ぎた今、しみじみ思う。人間、人殺しはできないが蚊のようにチクリと刺すくらいはやってもいいじゃないか、ということだ。蚊は小さく命は短い。大それたことはできないが、チクリとやって死んでいく。それもおもしろいじゃないか。その思いで本書のタイトルを決めた。

 当初はタイトルの最後に「さいなら!!」と付けるつもりでいた。バカバカしくも儚(はかな)い、一瞬のお笑いのような人生であることを伝えたかった。

 物書きとしてデビューして最初の数冊はあまり刷っていなかったため、私の軌跡として数篇を、加筆修正することなく、そのまま入れてみた。

 《人のお世話にならぬよう 人のお世話をするよう そして、報いを求めぬよう》。後藤新平の言葉である。私はこの姿勢を貫き、報いを求めずにこれからも書き続ける。ぜひ読んでみてください。ほな、さいなら!! (出版プロデューサー)

 ■高須基仁の“百花繚乱”独り言HP=「高須基仁」で検索

関連ニュース

アクセスランキング