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【ぴいぷる】喜劇人かつ家庭人! 伊東四朗、夫婦円満の秘訣は「いつまでも慣れないこと」 (1/2ページ)

 芸歴61年。82歳になっても、現役で活躍し続けている喜劇役者だ。

 「悔いを残さず仕事をやるようにしてきました。どんな仕事でも同じ誠意をかけてきました」

 セリフをしっかり覚えて現場に挑む。

 「リハーサルのときから、台本を持たずに相手の目を見て芝居をしたいので、覚えていきます」

 日常的に円周率を1000桁まで覚え、記憶力が衰えないようにしている。だからいまだに第一線で活躍できるのだ。

 意外にも仕事は、自分の意思よりも人からの依頼に任せるようにしている。

 「他人のほうが自分のことを知っているから、人に任せていたほうがいいんです。だから、正月に今年の抱負を聞かれるのが苦手ですね」

 それは、さまざまな依頼に応えられるような柔軟性と引き出しがあるからできることだろう。

 4日から公開される松重豊主演の映画『ヒキタさん!ご懐妊ですよ』(細川徹監督)では、主人公の義理の父親役を演じている。

 49歳の作家、ヒキタクニオ(松重)はひと回り以上も年が離れた妻(北川景子)と、子供を作らず気ままに楽しい生活を送るつもりでいたが、ある日、妻に「ヒキタさんの子供に会いたい」と言われる。クリニックで検査をすると、彼の精子が老化現象を起こしていた。ヒキタ夫婦の妊活が始まる!

 「年の差をどう乗り越えるかを描いた作品ですね。若い奥さんを射止めると苦労することもあるでしょうね」

 珍しい男側の妊活を描いた作品であるが、そこで重要となるのは夫婦の絆だ。自身は結婚して53年。夫婦円満の秘訣は?

 「いつまでも慣れないこと。そばにいることを当たり前だと思わず、感謝することですね。なれなれしくなっちゃわないことが大切です。もともとは他人ですからね」

 その妻がいるマイホームのおかげで、これまで芸能生活を送れることができたという。

 ■見えてきたもの

 「私は家の半径500メートル以内になったら、“伊東四朗”ではなく、本名の自分に戻りたいんです。戻れる場所があることで、自分を保つことができたのは、芸能生活を続ける上で大事なことでした」

 芸能人として売れると、チヤホヤされることもあったが「その気になっちゃいけない。役を演じているだけだから、実際はそうではない」と思っていたという。自分に戻れる家庭があることで、おごらない人でいることができたのだ。

 1976年から放送されたバラエティー番組『みごろ!たべごろ!笑いごろ!』(現テレビ朝日系)では“ベンジャミン伊東”という名前で、サーカスの団長のようなコスチュームを着て「電線音頭」を歌い踊り、大ヒットさせた。

 実は、「プロデューサーから丸投げされ、あんなに困った仕事はない」のだという。

 「でも、やるとなったら、困ったところを見せちゃいけないので、本気でベンジャミン伊東になりました。そうしたら『アイツは壊れちゃったんじゃないか?』と思った人がいっぱいいて、藤田まことには、人がいないところに連れていかれて、『四朗ちゃん、大丈夫か?』と言われました。そこまで心配されるなら、大丈夫だと思いました」

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