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田代まさしの“勘違い”NHK出演で「もう大丈夫」と… 各局からのオファーが“免罪符”に

 ♪アヘン、コカイン、マリフアナ、ヘロイン たまにやって パーになって やらんふりして たまにはやらないか~

 PUFFYのヒットナンバー「アジアの純真」の替え歌で、白いジャケットにファーをまとい歌い踊るのは田代まさし(63)。今年5月、浜松市で行われたパーティーの余興。観客の手拍子にノリノリの田代は歌の途中、手でバッテンを作り、こんなオチをつけ爆笑をさらった。「ダメダメダメ ダメダメダメ! これ以上歌ったら捕まっちゃうから」

 その5カ月後、その“シャレ”は現実に。

 「8月23日、田代は宮城県塩釜市の飲食店のパーティーのゲストに招かれ、市内のホテルにチェックインしましたが、近隣の女性の家に泊めてもらうと早めにチェックアウト。部屋を清掃すると2本の注射器が見つかり、ホテル従業員が通報、県警の内偵捜査が始まった。塩釜の容疑に加え、11月6日、杉並区の自宅マンションで覚醒剤を所持していたとして現行犯逮捕されました」

 薬物で過去4回逮捕されている田代。今回当初「自分のものではない」と所持を否認したが、最近、都内での所持について認める供述をしているという。薬物で2度(計7年間)下獄しており、2014年の釈放以降は民間薬物依存リハビリ更生施設「ダルク」のスタッフとして働いていた。

 「16年に清原和博が覚醒剤で逮捕されたとき、NHKの『ニュースウオッチ9』をはじめ各局の報道番組に出演し、引っ張りだこに。それが免罪符となり、以降は薬物事件のたびにメディアからお呼びがかかり、“自らの経験をもとに薬物を語るタレント”の扱いになっていました」(民放プロデューサー)

 今年7月にはNHK・Eテレの「バリバラ」の薬物依存症をテーマにした回でマーシー先生として登場。「(みなさんから)ろれつが回っていないと指摘されるんですけど、(薬物を)使っているときはピタッと止まるんです」とギャグにして面白おかしく話し、生徒役の少女アイドルらに「刑務所はただ悪のコネクションが広がるだけの場所だった」と解説。最近はユーチューブチャンネルを開設し、タレント活動に邁進していた。

 「コンプライアンスにうるさい地上波で、しかもNHKに出演できたことに本人は大喜び。もう大丈夫と気が大きくなったのかもしれません」(田代の知人)

 しかし田代から“啓蒙”を受けた子供たちや多くの人はどう思うのか。今回も薬物の恐ろしさ、薬のせいと語られるが、やはり本人に問題があったというしかない。

 ■中村竜太郎(なかむら・りゅうたろう) ジャーナリスト。1964年1月19日生まれ。大学卒業後、会社員を経て、95年から文藝春秋「週刊文春」編集部で勤務。NHKプロデューサーの巨額横領事件やASKAの薬物疑惑など数多くのスクープを飛ばし、「編集者が選ぶ雑誌ジャーナリズム賞」の大賞受賞は3回と歴代最多。2014年末に独立。16年に『スクープ! 週刊文春エース記者の取材メモ』を出版。

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