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RAD・野田洋次郎&GReeeeNから現代社会にエール! NHK朝ドラで“3時代の音楽家”が融合

 RADWIMPSの野田洋次郎がGReeeeNと同じ土俵に立つ。

 4月スタートのNHK連続テレビ小説『エール』で、野田は俳優として出演し、GReeeeNは主題歌『星影のエール』を担当する。ドラマは昭和の音楽史を代表する作曲家、古関裕而氏と歌手としても活躍した妻の金子(きんこ)氏がモデル。

 窪田正孝と二階堂ふみが古関夫婦を演じ、昭和を彩るさまざまな音楽シーンも描かれる。

 野田は福島から上京してレコード会社の専属作曲家となった主人公の同期で、ヒット曲を連発する作曲家、木枯正人役。

 「かつて日本の音楽の礎を築いた方々の人生を、少しながら追体験させてもらえる機会をいただきうれしく思います」(野田)

 実は野田は俳優としての資質に定評がある。デビューは2015年、手塚治虫原案の映画『トイレのピエタ』で主人公を演じ、日本アカデミー賞新人賞などを受賞した。

 古関氏は『紺碧の空~早稲田大学応援歌~』、『大阪タイガースの歌(六甲おろし)』など応援歌から、国民的なヒットで今も歌い継がれている『長崎の鐘』『君の名は』といった流行歌、全国高等学校野球選手権の大会歌『栄冠は君に輝く』、軍歌や舞台音楽などあらゆるジャンルで感動を呼び、時代を色濃く浮き彫りにする名曲を残した、昭和を代表する作曲家。

 「(主人公や)その周りでみずみずしく生きる人々、みんながとにかく愛しいです。きっと見てくださる皆さんの毎日にすてきな彩りを加えてくれることと思います。ぜひ一緒に泣いたり笑ったりしてください。そして流れてくる素晴らしい曲たちに、身を預けてみてください」(野田)

 ドラマを盛り上げるGReeeeNは、古関氏の出身地、福島県でメンバーが出会い、結成したという縁を持つ。

 そのゆかりの地出身の「偉大な作曲家をモデルにした作品に関われること、大変光栄です」と敬意を表する。

 「来年、2021年は東日本大震災から10年となります。戦後、多くの方が古関さんの作られた音楽に支えられたように、今作の主題歌『星影のエール』も、日々起こる人生の大事な場所で支えになれたらうれしいです」

 楽曲はドラマの主人公夫婦だけでなく、それぞれの人生の主人公である聴き手の、大切な誰かの姿を想像しながら制作したという。

 「時に支え合い、導き、共に泣き笑い、夢を語り合い、落ち込んでは慰め、励まし合い、また前を向く。夫婦、親子、恋人、親友、それぞれ自分にとって大切な人の顔を想像しながら聴いてもらいたいです。そばにいる大事な人との人生を照らし合える星影であれますように」(GReeeeN)

 昭和の古関、平成のGReeeeN、令和の野田と3時代の代表的な音楽家が絡んだこのドラマは、年明け早々から続く感染症騒動で殺伐としている社会を照らす一条の明かり、そして騒動に振り回される人々へのエールとなってほしい。

 ■酒井政利(さかい・まさとし) 南沙織、郷ひろみ、山口百恵、キャンディーズ、矢沢永吉ら300人余をプロデュースし、その売上累計は約8700億円。『愛と死をみつめて』『魅せられて』で2度の日本レコード大賞を受賞した。2005年度、音楽業界初の文化庁長官表彰受賞。

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