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イベント自粛がチャンスに!? 新しいスター出てこい!

 選抜高校野球の中止やプロ野球の開幕延期など、新型コロナウイルス感染拡大の影響はとどまることを知らない。

 安倍晋三首相は3月10日、すでに2週間前から自粛を呼び掛けたスポーツや文化イベントについて、「10日間程度の延長を求める」と表明した。その10日後の3月19日になったからといって、情勢は好転しないだろう。「ハイ、期日が来ましたからイベントをします」とはならない。

 終息が見通せず、世の中全体に閉塞感が漂っている。突破口はないのか!? 私は屋外開催のセンバツ大会に期待していた。無観衆試合にしながらも、選手の家族や同級生が席を離しながら観戦し、大丈夫と判断したら、徐々に応援団など増やして、全国にイベント開催の基本ラインがアピールできればと思っていた。

 センバツは中止になったが、イベント開催を国民に納得してもらうためには、屋外の大きなイベントが先陣を切る必要がある。プロ野球やディズニーランドに期待したい。

 一方、屋内のイベントは厳しい。密閉されたコンサート会場に行く若い人は、体力があるから感染しても気がつかないかもしれない。しかし、帰宅して、私のようなジイさんにうつされたら影響が出る。ここは少し辛抱しなきゃいけないところだろう。

 そんな中、公演自粛中のアーティストも動いている。EXILEらはユーチューブの公式チャンネルで、浜崎あゆみや倖田來未らはavexチャンネルで、それぞれライブ映像を無料配信中だ。

 直営劇場の公演やイベントをすべて休止した吉本興業も、劇場から漫才やコント、新喜劇などを無料配信している。

 それとは別に、個人でユーチューブを始めている芸人も多い。自宅ワンルームから「テレワーク落語会」を生配信して人気の若手落語家もいる。

 ある芸人と話したら、テレビや劇場よりユーチューブのほうがやりがいがあると言っていた。売れない芸人にとって、イベント自粛でみんなの目が配信媒体に向いているいまこそ売り込みのチャンス。

 私もユーチューブを始めて思ったのは、少しでも手を抜いたら、すぐに再生回数に響いてくること。テレビの視聴率より厳しい。視聴率の場合は、演出が悪い、出演者が悪い、時間帯が悪い、裏番組が強い…と人のせいにすることもできるが、ユーチューブは全部自分にかかってくる。そういうところから新しいスターが生まれるかもしれない。

 イベント中止を愚痴っていても仕方ない。ここはピンチをビジネスチャンスにしてほしい。

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