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実はパターン違いでいろいろ演じている再現ドラマ!

 よくカメラに収める演技は「カット割り」で撮るため、何度も同じシーンの同じ演技をしなければならないという話は皆さまも聞いたことがあると思います。

 再現ドラマも例外ではなく、そういうことはよくあります。

 しかし、それとは別に、同じシーンを何度も撮る「特殊なパターン」が再現ドラマにはあります。

 それは同じ演技ではなく、違う演技で数パターン抑えておくというもの。

 再現ドラマの主流は、ご本人から聞いたエピソードを再現したドラマ。それをいかに忠実に、分かりやすく映像化するかが問われるものです。

 例えば、「旦那さんの態度が気に入らなくて怒った」というエピソードがあったとしましょう。

 「何よ!その態度!」というセリフ。

 ヒステリックに怒鳴る、あきれたように吐き捨てる、拗ねたように呟く…など、怒り方はさまざま。

 ディレクターさんが事前に取材をしているので、大まかなことは分かるのですが「この時どんな口調で怒ったんですか?」とまでは、いちいち聞いてられません。

 なので、その方のキャラクターやそのエピソードの状況から予測して演出をしていきます。

 喜怒哀楽の中で特に「怒」はナーバス。演じ方によっては誤解を招き、ご本人のイメージを落としてしまうことにもなりかねないので、特に怒る演技は、怒りMAX大袈裟バージョン、リアル系バージョン、あきれたバージョン、膨れっ面程度のかわいらしいバージョンなど、実はいろいろ撮っている場合もあるんですよー!

 また、再現ドラマは時間がない中で制作していることも多く、時に取材後のご本人チェックや追加取材と撮影を同時進行で行うこともあるのです!

 撮影中、スタッフさんに電話が入り「さっきのシーン撮り直します」「このシーンのセリフ変更です」ということもしばしば。

 そのため、後ですぐ差し替えができるように、同じシーンのバージョン違いを事前にいくつか撮っておくということがあるのです。

 結局どのパターンが採用されるかは放送を観てからのお楽しみ!「(使われたのは)それだったかー」って、また視聴者の皆さまとは違う楽しみもあったりして。

 これは演じる人の特権です♪

■芳野友美(よしの・ゆみ)

 1980年7月2日生まれ、福岡県飯塚市出身。再現ドラマに多数出演する女優。その他、ドラマやCM、バラエティーでも活躍中。ハナマルキ「液体塩こうじ」CMに出演中、また田苑酒造イメージキャラクターを務める。

・オフィシャルブログ https://ameblo.jp/yumi-yoshino/

・インスタグラム https://www.instagram.com/yumi_yoshino_1980/

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