【玉ちゃんの酔滸伝】飲食店の営業規制解除で「ワクワクが戻ってきた!」 - zakzak:夕刊フジ公式サイト

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飲食店の営業規制解除で「ワクワクが戻ってきた!」

 東京都の飲食店でこれまで22時までとされていた営業の規制が16日から解除されました。私のお店「スナック玉ちゃん」もバカ正直に要請に従ってきました。それがようやく解除されたのです。これまで2カ月の休業要請も従いましたから、経営状況はかなり重度のやけどを負ってしまい瀕死(ひんし)の状態でした(命を助けることができなかったお店も多々あるそうです)。

 小池都知事はコロナとの付き合いは「ハンマー&ダンス」で臨むと会見しました。実際には、ハンマーという休業やら営業時間短縮という要請によりダンスするフロアは破壊されてしまっている惨状なのです。

 そんな絶望から再生に向けてスタッフ一丸となり、解除になったからと浮かれることなく、感染予防を念頭に平常営業です。お客さまと楽しい時間を過ごせるお店に戻すため、必死にもがきつつも頑張っていこうと今から「よしっ、やってやる!」とワクワクしています。仕事でワクワクすることは本当に幸せなことなのです。

 先日、TBSラジオ番組「爆笑問題の日曜サンデー」にお呼ばれしました。お笑いコンビ、爆笑問題の田中裕二氏がコロナに感染し、退院はしたけれども様子を見るために自宅待機。1人になった太田光総理(昔、そんな番組をやっていたので私は総理と呼んでいる)の番組に出演の依頼を受けたのでした。

 爆笑問題と私のコンビ浅草キッドとは、過去にちょっとした若気の至りのイザコザがあり、一時は業界でも有名な険悪な関係のコンビ同士でした。そんなイザコザも年月を経てウヤムヤとなっていきました。

 過去にもこの番組に浅草キッドで呼ばれたことがありました。私を除いた3人はウヤムヤとなって仕事をするような大人でした。でも、当時の私はまだまだイザコザが続いていると躍起になって「やるならやってやる!」というケツっペタの青さが残る勢いで、共演ならぬ「カチ込み」気分で出演し、生放送中に確信犯で放送禁止用語をぶっ放してスタジオを後にして意気揚々としていました。思い返してみると本当に恥ずかしいです。

 それにその後、そのTBSラジオで番組をやらせてもらっているのですから反省してもしきれません。

 そして今回の太田総理との共演。今回はあの頃の無秩序な「やってやる!」というような鉄砲玉のような気持ちではなく、生放送という試合の中で成立する「何かかましてやろう」という気持ちで臨みました。

 ラジオにも関わらずウーバーイーツの店員を装い、スタジオに入ってエアガンで総理を狙撃すると、負けじと総理も撃ち返してきて(総理も常にエアガン装備)、笑ってしまいました。

 過去に片方の金玉を摘出した相方の田中氏が不在で足りなくなった「玉」を補填(ほてん)すべく“鉄砲玉袋”の登場。本当にワクワクした楽しい時間でした。

■玉袋筋太郎(たまぶくろ・すじたろう) お笑い芸人。1967年6月22日生まれ。東京都新宿区出身。86年にビートたけしに弟子入り。TBSラジオ「たまむすび」(金曜)、TOKYO MX「バラいろダンディ」(火曜)にレギュラー出演中。2013年から一般社団法人全日本スナック連盟会長。著書に「スナックあるある この素晴らしき魑魅魍魎の世界」(講談社)、「スナックの歩き方」(イースト新書)など。

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