【元文春エース記者 竜太郎が見た!】あの“事件”から3年… 小出恵介に根掘り葉掘り聞いてみた - zakzak:夕刊フジ公式サイト

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あの“事件”から3年… 小出恵介に根掘り葉掘り聞いてみた

 「何でも聞いてください」

 インタビュー前にそうきっぱり語ったのは俳優、小出恵介(36)。3年間のどん底生活、やつれているのではと想像したが、すっきりした様子で口調も吹っ切れているように感じた。

 2017年6月、『フライデー』が未成年との飲酒・交遊を報じたスキャンダル。所属事務所のアミューズは無期限の活動休止を発表。翌年、同社との契約も終了した。消息は途絶えたが、私の連載する『婦人公論』で独占初告白となった。まず聞いたのは核心となる“事件”について。

 「A子さんと会ったのは『フライデー』に掲載される1カ月前の夜でした。ドラマの撮影で大阪にずっといて、東京の友人が陣中見舞いに来てくれることになり、ミナミで顔が広いという知人に連絡を取り、会食の場を設けてもらいました」

 --歯が真っ白で“セラミック”という愛称の日焼けした男性ですね。

 「はい。彼がお店に複数の女性を呼んで、その中にいたのがA子さん。彼女は彼の隣に座っていたので、僕は最初のお店ではほとんど彼女とは話をしていません」

 --彼女がお店に到着するなり、みんなが「この子17歳やで」と紹介、小出さんは両隣にいた女性を追い払い、「おいで」と言って隣に座らせたと報じられましたが。

 すると小出は頭を振って語気を強めた。

 「それは絶対ないです。17歳ということは知らなかった」

 本当にそうなのか。時系列を追うごとにその重要な点について私はしつこく尋ねた。「あなたはお酒を飲んでいたから記憶はどうなのか」。途中気を悪くして席を立ってしまうのではないか、それくらい何度も尋ねた。

 未成年と知ったのは、その日からしばらく後で、彼女から直接知らされ、驚愕(きょうがく)したという。小出の言葉から、嘘をついているとは思えなかった。

 当時私は事件を取材し、A子さんを取り巻く怪しげな連中の存在を嗅ぎ分けていた。A子さんは『フライデー』と『週刊文春』に同時にネタを売り込んだが、文春はその背景に問題があるとみて、真っ先に報道することを控えた経緯がある。とはいえ、小出の脇が甘かったのは紛れもない事実。多くの仕事先に迷惑をかけ、現在も反省と謝罪を続けているという。

 「批判されるのは覚悟しています。無傷で復活できるなんて思っていません。しかしこの3年間が無駄ではなかったことをファンの方に作品を通じて感じていただければ。そのためにはやはり俳優の仕事を一生懸命やっていきたい。お声がかかればどんなことにもチャレンジしたいです」

 ■中村竜太郎(なかむら・りゅうたろう) ジャーナリスト。1964年1月19日生まれ。大学卒業後、会社員を経て、95年から文藝春秋「週刊文春」編集部で勤務。NHKプロデューサーの巨額横領事件やASKAの薬物疑惑など数多くのスクープを飛ばし、「編集者が選ぶ雑誌ジャーナリズム賞」の大賞受賞は3回と歴代最多。2014年末に独立。16年に著書『スクープ! 週刊文春エース記者の取材メモ』(文藝春秋)を出版。

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