【ぴいぷる】女優・小川あん 「平成最後のラストヒロイン」と呼ばれ日清CMの声優で脚光 国際映画祭で出演3作品が一挙上映 (1/2ページ) - zakzak:夕刊フジ公式サイト

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【ぴいぷる】女優・小川あん 「平成最後のラストヒロイン」と呼ばれ日清CMの声優で脚光 国際映画祭で出演3作品が一挙上映 (1/2ページ)

 ブレーク間近の大型女優を予感させる。国際映画祭で、主演を含む3本の出演作が一挙上映されるのは珍しい。

 「映画祭がとても好きです。初公開作品など、そこでしか見ることのできない世界の代表作が発表される貴重な場だから…。女優として光栄に思います」と素直に喜びを口にする。

 アジアの傑作を一堂に集めた「大阪アジアン映画祭」(3月)で主演作「スウィートビターキャンディ」などがお披露目された。国際舞台には「とても興味があります。いつか世界で挑戦してみたい」と夢抱いている。

 中学生の頃から人気番組やCMなどで注目されてきた。時代が令和になる直前の2018年、「平成最後のラストヒロイン」と呼ばれ、多くのメディアで紹介される。日清食品のカップ麺のアニメのCMでは、地球滅亡の危機に遭遇しても、平然と青春を謳歌する女子高生の声優を務め、「あの声は誰?」と脚光を浴びた。

 「私が声優を務めたラジオドラマを偶然聞いていた日清食品の方が、あのCMに起用してくれたんですよ」とこっそり秘話を教えてくれた。

 東京生まれ。中学生アイドルとして、人気ダンス番組「踊RI場」(テレビ東京系)。現役女子高生として、NHK・Eテレの教養番組「テストの花道」にレギュラー出演するなど、芸能界を順風満帆に歩んできた。だが、突如、女優活動をセーブし始める。

 「自分は女優として何か社会へ貢献しているのか。プロとして仕事ができているのか」と思い悩み、「きちんと向き合う場、時間がほしい」と大学進学を選んだ。

 「同級生や教授たちと過ごす大学生活はとても貴重な経験でした」

 幼い頃から読書家で、卒業論文は作家、村上春樹の作品世界を研究し、タイトルは「MURAKAMI,マジックリアリズム」。英文学科専攻で「論文はすべて英語で書きました」と言う。

 そして新たな転機が訪れる。昨春、大学卒業を機に、「もう一度、女優という仕事に専念してみよう」と決意。実家を離れ1人暮らしを始めた。

 決意させたきっかけは、天才子役から名優にのぼり詰めた日本を代表する女優、高峰秀子の自伝との出合いだった。

 「プロの女優の覚悟、信念を彼女の生涯から思い知らされました。自伝を読み終わった後、私もプロの女優に徹してみたい…と。俳優の仕事で自活する1人暮らしは、そのための第一歩でした」

 映画祭で上映された3本は、いずれも10代後半から20代初めにかけての等身大の女性像を演じている。だが見る者を驚かせるのは、いずれの作品も“顔”がまったく違うことだ。別人である。役に応じて顔を変え、“百変化”の異名を誇った高峰秀子のように。

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