【ぴいぷる】布施明 「晃」が「明」…デビューきっかけの番組で名前間違えられ芸名に 55周年「まだまだ通過点ですよ」 (1/2ページ) - zakzak:夕刊フジ公式サイト

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【ぴいぷる】布施明 「晃」が「明」…デビューきっかけの番組で名前間違えられ芸名に 55周年「まだまだ通過点ですよ」 (1/2ページ)

 「55周年ねぇ。50周年のとき、半世紀もやるとは思わなかったと言っていたのがつい先日のようですよ。それから5年。何の勉強もしていないなって思うんです。これではまずいなって焦りのほうが大きいですね。だから節目というよりも、まだまだ通過点ですよ」

 『霧の摩周湖』『積木の部屋』『シクラメンのかほり』、そして『君は薔薇より美しい』…。数々のヒット曲で日本の歌謡界を彩ってきた、その圧倒的なボーカル力は55年たってもなお健在だ。

 「声はね、親に感謝しないといけないでしょうね。僕は若いころからちゃんとしたトレーニングは積んでいないんですよ。そのせいか、ひとつの発声法にこだわってなくて、いろんな先生にいろんな方法を教わって、そのときそのとき、自分に一番いい歌い方をしてきたの。いいとこ取りだね」

 2019年には「声帯ポリープ」と診断されたが、手術前にポリープが消失。手術を受けることなく、復帰するということも。

 「大衆演芸に近いところで働く僕たちは声が出ないからやめますっていうわけにはいかない。だから緊急事態なら緊急事態なりの声の出し方というのも学んできた。そうやっていくことで何の音楽的な素養もない僕もやってこれたんだね」

 中学に入るまで、音楽とは無縁だった。

 「うちはおふくろが厳しくて。家の中で大きな音を立てるのが嫌いだったの。だから家で歌なんか歌ったこともないし、音楽をかけるなんてこともない。友達が遊びにくるとあんまり静かだから『何かあったの?』って聞くぐらいだったね」

 そんな少年が中学2年生のとき、友人の誘いでブラスバンド部に入ることに。ちょうど空きがあったピッコロを託されるも簡単には音が出ない。

 「吹いても吹いても、ピッとも音が出ないの。で、近所の大学の馬術部の横にある丘で、寝転がりながら『ダメだなあ』なんて思いながら吹いたら、初めてピーって鳴って。それが僕の音楽の始まりだね」

 そこからわずか4年後には歌手になっているのだから、人生というのは分からないものだ。

 「別に当時は歌手になりたいわけでも、音楽で飯を食いたいとも思ってなかったの。友人が『味の素ホイホイ・ミュージック・スクール』(日本テレビ系)というオーディション番組に出るっていうから応援についていったらどさくさで出場することになって。譜面も用意してないので、とりあえず『八十日間世界一周』を4小節ほど歌ったら受かっちゃった」

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