田村正和さんが語った父への畏怖の念「部屋にこもり、ほぼ口をきいたことがない」 - zakzak:夕刊フジ公式サイト

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田村正和さんが語った父への畏怖の念「部屋にこもり、ほぼ口をきいたことがない」

 4月3日に心不全のため77歳で死去した俳優、田村正和さん。押しも押されもせぬ大スターだが、若いころは「田村3兄弟」のひとりとして、阪東妻三郎という映画スターの息子という看板を背負っていた。そんな田村さんは、父親をどのように見ていたのか。芸能文化評論家の肥留間正明氏がひもとく。

 “ばんつま”こと阪東妻三郎の三男として生まれた田村さん。兄の田村高廣さん(2006年死去、享年77)、弟の田村亮(74)も俳優という芸能一家に育った。

 30代だった田村さんをインタビューした肥留間氏にとって印象深かったのは《とにかく父が怖かった》という言葉だった。正和さんはこう話したという。

 《いつも自分の部屋にこもっていて、僕はほとんど口をきいたことがない。まだ子供だった僕は父親とはゆっくり話した思い出がないのですよ》

 肥留間氏はいう。

 「当時の田村さんは、仕事や結婚についても、家庭人としての自分なども隠そうとせず話してくれました。それだけに父親への畏怖の念を語ってくれたことが強く印象に残っています。“阪妻”が亡くなったのは、田村さんがまだ9歳の時でした。しかし、田村さんのニヒルさや孤独な影は父親譲りなのかもしれません」

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