【ぴいぷる】横山由依 AKB総監督時代の歯が“ユイ”経験を糧に新たなステージへ 舞台「熱海五郎一座」シリーズ出演、27日まで (1/2ページ) - zakzak:夕刊フジ公式サイト

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【ぴいぷる】横山由依 AKB総監督時代の歯が“ユイ”経験を糧に新たなステージへ 舞台「熱海五郎一座」シリーズ出演、27日まで (1/2ページ)

 「気が強そうに見えませんか…?」

 インタビュー中、逆にそう問われて、思わず返答に窮してしまった。AKB48の前総監督という肩書はさておき、京言葉を交えた語り口で「はんなり」というイメージを抱いていたからだ。

 「気が強い」のは今回ゲスト出演する「熱海五郎一座」シリーズの舞台『東京喜劇 Jazzyなさくらは裏切りのハーモニー~日米爆笑保障条約~』でのキャラ設定だが、実は自分が「持ち合わせる要素」だとか。

 「大人になるにつれて角が取れてきたんかな。小学生や中学生の頃は結構、とがっていたので(笑)。合唱コンクールでもソプラノ希望やったのにアルトになって機嫌が悪くなったり、中学のバスケ部で『自分はやれる』と勘違いしてキャプテンに立候補したり、今考えると結構、強気でした。でも思い出すと、役に生かせることもあるんですよ」

 役どころは日系アメリカ人のジャズドラマー。太平洋戦争末期の米国を舞台に日系ミュージシャンたちが時代に翻弄される姿を描く。アクションや時代劇と芝居の場数を踏み、AKBでもコントの経験はある。だが、喜劇は初挑戦だ。

 「物語に沿った笑いはおしゃれやな、と。一方で役とは違うその人本来のキャラで面白さを生み出すところもあるので、常に役を演じている普通の舞台とも違うなあと思いますね」

 見どころにジャズを1曲演奏するシーンがある。ドラムは趣味の1つだがきっかけは小学生のころにさかのぼる。

 「音楽教室に通っていたんですが、発表会前に先生が『ドラム、やってみたら』と言ってくれて。ピアノはうまくならなかったけど、ドラムは発表会のたびにたたいていたんです。本格的な披露は初めてですね」

 昨年の公演はコロナ禍でストップしたが、同じキャストで1年越しの公演が決まった。笑いに包まれる稽古場で喜劇のプロたちから多くのことを学んだという。

 「座長の三宅裕司さんのアドバイスを受けて、演じながら変えていくのも『生きている舞台』で楽しい。たまに関西弁が出てしまうと、今度はラサール石井さんがイントネーションが違うと教えてくださいます。みなさん余裕があるのですてきやなと思います」

 コロナ禍のステイホームは自分を見つめ直す機会となった。

 「AKBで12年やってきましたが、これほど自分に向き合うことはなかったと思います。オンラインサロンに入ったり、オーロラや流星群の生配信を見たり楽しみましたよ。そんな中で『歌やダンスが好き』『お芝居をやりたい』との思いも強くなった1年でした」

 今、フィルムカメラにハマっている。ファインダーをのぞくことで、これまで気づかなかったモノの見え方に気づいた。

 「外で花の写真を撮ったり、メンバーを撮らせてもらったり。撮影時にはどう撮れたのかを確認できないのが面白いですね。構図を変えると、1つの花壇でも紫の花が目立って見えることもあれば、色とりどりの花が映り込むこともありますよね。一方向だけではなく、いろいろな方向から見ることのできる人になりたいです」

 そう思うと、総監督時代はかつての「気の強さ」が顔を出していたようにもうかがえる。初代の高橋みなみから受け継いだ座を後輩に譲って2年。今だからこそ、冷静に振り返る。

 「たかみなさんに近づこうと強いリーダー像を求め過ぎていたかな。悔いはないけど、もっと広い視野を持てたらよかったなと思うところもあります。本当は『総監督はこうじゃないといけない』というのを崩したいと思っていたのに」

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