NHK、大きすぎる“逃した魚” 大越さん「報ステ」キャスター就任にガックリ - zakzak:夕刊フジ公式サイト

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NHK、大きすぎる“逃した魚” 大越さん「報ステ」キャスター就任にガックリ

 10月から『報道ステーション』(テレビ朝日系)のメインキャスターに就任することになった元NHKの大越健介氏(59)。視聴率激戦区である夜の報道番組戦線に一石を投じることになるのは間違いないが、一番がっくりきているのはNHKではないか。

 就任に当たって「日々のニュースに神経を研ぎ澄まし、取材を深め、平たい言葉で伝えることを心掛けていきます」とコメントを出した大越氏。民放関係者は「いい人選でしょう。大越さんはその人当たりの良さや物腰の柔らかさで、お茶の間は好印象を持っている。その上、記者出身ですから取材経験もあり、自分の言葉で発信できる」と評価する。

 そして「これまでにも記者出身のコメンテーターや解説者は多いですが、キャスター歴が長いので、しゃべりのほうもしっかりしている。NHK出身でいうと、うまくやれば池上彰さんのようになるかもしれませんね」と続ける。

 かなりの高評価だが、夜の報道番組で各局が視聴率の奪い合いでしのぎを削る中、かなり注目されることになるだろう。

 定年退社後の進路としては文句ないキャリアだが、「ほぞをかんでいるのはテレ朝以外の民放各局というより、古巣のNHKでしょうね」と語るのはスポーツ紙記者だ。

 そこにはNHKの看板報道番組である『クローズアップ現代+』の存在が関係しているという。

 「2016年までキャスターだった国谷裕子さんは取材内容に対してダメ出しも厳しかったですが、ジャーナリストとしての視点をしっかりと持っていました。現在の『クロ現』はその部分が非常に弱いといわれています。現在、『クロ現』はアナウンサーがキャスターを務めていますが、むしろ進行役というほうがぴったりです。NHK局内では『今のクロ現にはジャーナリズムがなくなった』なんて口さがない意見もあるほどです」と先のスポーツ紙記者はささやく。

 「NHK側は全否定しましたが、今年春に『クロ現』が年度内に終了するなんて報道があったのも、背景には『クロ現』の存在意義へのもどかしさが局内にあるからです」とした上で、こう話す。

 「大越さんをキャスターに据えるという方法もあったはずです。NHKは大きな魚を逃したといってもいいのでは」

 半年後には結果が出ているかもしれない。

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