両親の離婚、父との絶縁…福原愛“普通の家庭”を知らずに成長した苦悩 (2/2ページ) - zakzak:夕刊フジ公式サイト

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両親の離婚、父との絶縁…福原愛“普通の家庭”を知らずに成長した苦悩 (2/2ページ)

 夫婦仲は冷え込み、両親は2004年に協議離婚したが、娘の試合には揃って応援に駆けつけた。この頃には福原の兄も仕事を辞め、妹のサポートに専念するように。家族の期待を一身に背負った彼女は、2004年のアテネ五輪に卓球日本女子の史上最年少となる15才で初出場。以降、4大会連続の五輪出場を果たした。だが2009年に福原を支点として微妙な均衡を保っていた一家がついに離散する。

 「千代さんと離婚したのちも武彦さんは愛さんを頼りにしていましたが、愛さんは2009年の世界選手権で惨敗したことを機に『これ以上、父に振り回されてはダメだ』と決意し、愛さんの兄が『もう愛にはかかわらないでほしい』と事実上の絶縁状を叩きつけました。愛さんと絶縁状態になった武彦さんは、2013年に膵臓がんでひっそりと亡くなりました。

 物心ついた頃から卓球を通じて両親とかかわり、小学生時代から一家の家計まで担うようになった愛さんは、彼女が後に描いた“普通の家庭”を経験しないまま成長した。いまは愛さんが武彦さんとの思い出を語ることはほとんどありません」(前出・福原家を知る関係者)

 父との絶縁後、ひたすら卓球に打ち込んだ福原は2012年のロンドン五輪は団体で銀メダル、2016年のリオデジャネイロ五輪は団体で銅メダルを獲得し、リオ大会後に江と結婚した。ようやく「理想の家庭」を手に入れたはずの福原だったが、運命は過酷だった。

 「端正なルックスで『卓球王子』と呼ばれた江さんは結婚後に一変。育児に励む愛ちゃんに強く当たるようになったそうです。大きなショックを受けた愛ちゃんは離婚を決意し、別の男性と親しくなってしまった。

 いかにも愛ちゃんらしいのは、台湾で同居する千代さんに自分の悩みを打ち明けなかったことです。実際に日本で不倫騒動が起きるまで、千代さんは愛ちゃんの悩みや夫婦関係についてまったく知りませんでした。愛ちゃんは、卓球以外のプライベートの悩みを、どうやって母親に相談すればいいかわからなかったのでしょう」(前出・福原の知人)

 卓球のラリーのように、自分の悩みをぶつけたら返してくれる家族が彼女には必要だったのかもしれない。

 ※女性セブン2021年7月29日・8月5日号

NEWSポストセブン

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