【シネマパラダイス】“日本アニメの顔”細田守監督の新作 「竜とそばかすの姫」 - zakzak:夕刊フジ公式サイト

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“日本アニメの顔”細田守監督の新作 「竜とそばかすの姫」

 日本アニメの顔になった細田守監督の新作が登場だ。内気なヒロインが、インターネットの仮想世界で大切な人を見つけて歩き出す成長物語になっている。『サマーウォーズ』のネット社会と、『時をかける少女』以来の女子高生ドラマがスケールアップし華麗に合体している。上映時間121分。16日公開。

 父との2人暮らしの17歳の女子高生、内藤すず(声・中村佳穂)は母の事故死以来、歌が歌えない。ネット女子で親友のヒロちゃん(幾田りら)に誘われたすずは全世界で50億人以上が参加するインターネットの仮想世界に参加。分身〈ベル〉になり歌姫として人気者になっていく。大規模コンサートの日、乱暴で傲慢な謎の存在である〈竜〉(佐藤健)が現れ、コンサートはめちゃくちゃになる。ベルと竜はひかれあっていくが、仮想世界は竜の正体探し一色になり…。

 【ホンネ】人間とクリーチャーが仲良く共存する華やかな仮想世界が見ものだが、現実世界も郷愁があってなかなかいい。すずが通学時に通る高知県仁淀川にかかる沈下橋がすごく印象的で、コロナ騒ぎが終わったら行ってみたいと思った。 ★★★★ (映画評論家・おかむら良)

 ★5つで満点、☆=星半分

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