【坂上忍の白黒つけて何が悪い】「白頭山大噴火」 遠慮なく言わせてもらうと残念 あ~もったいない、主役ってひとりでいいんです (1/2ページ) - zakzak:夕刊フジ公式サイト

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【坂上忍の白黒つけて何が悪い】「白頭山大噴火」 遠慮なく言わせてもらうと残念 あ~もったいない、主役ってひとりでいいんです (1/2ページ)

 遠慮なく言わせていただくと、残念な映画である。

 おそらく…、いや、間違いなく結構な予算を費やしたんだろうなと。

 しかし、映画はお金をかければいいというものではない。

 お金のかけ方、かけどころが大事なのだ。

 北朝鮮と中国の国境にそびえ立つ白頭山で観測史上最大の噴火が発生し、韓国・ソウルをも巻き込む災害をもたらした。

 しかも、白頭山の地底に眠る4つのマグマたまりが飛び火すれば、巨大地震を誘発し、朝鮮半島全域が大惨事に見舞われる恐れがあると。

 要は、それを防ぐために男たちが命を賭し、女たちが翻弄されるという内容。

 まぁ、パニック・ムービーですよね。

 当然、CGをふんだんに用いることになるので予算はかさみます。

 さらに、本作はキャストも超豪華!

 イ・ビョンホンにハ・ジョンウにマ・ドンソクと、一流どころの主役クラスが3人もそろうという奇跡のキャスティング。

 そりゃあ、期待しちゃいますよ。

 ですが、得てしてこのような超豪華キャストをそろえた作品に限って、中途半端で面白くなかったりするのよね。

 各主役級の俳優にバランスよく見せどころを作ったりと、お金をかけてキャスティングしたが故に逆に気を使い過ぎる→縛りができてしまう場合がありまして…。

 まさに本作は、その典型といえるのではないでしょうか?

 日本でも、気がつけばダブル主演なるモノが当たり前になっておりますが、いざ観てみると、どう考えたって主役はこの人でしょ! と言いたくなる作品も…。

 まぁ、所属事務所にしてみれば、「ウチの俳優を使いたいならば、あの俳優より番手が下というのは困る」と、所属俳優を守るという意味では当然の要求なのかもしれません。

 一方、制作側も、少しでも人気がある俳優をキャスティングすることで、興行収入的にも保険をかけておきたくなるもので。

 ただ、そういった思惑が働くことによって肝心の内容にブレが生じるのであれば、本末転倒なわけです。

 非常に難しいさじ加減とは思うのですが、作品によっては「ああ、このキャスティングができた時点で満足しちゃったのかな~」と思わざるを得ない内容のモノもあり、プロデューサー主導といいますか、果たして監督は納得した上でのキャスティングだったのかなと。

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