【シネマパラダイス】命がけのリポートで12万人の命が救われた実話 「アウシュヴィッツ・レポート」 - zakzak:夕刊フジ公式サイト

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命がけのリポートで12万人の命が救われた実話 「アウシュヴィッツ・レポート」

 命がけで伝えられたリポートにより12万人の命が救われたといわれる実話を映画化。監督はスロバキア出身のペテル・ベブヤク。1時間34分。30日公開。

 アウシュヴィッツのビルケナウ強制収容所に2年収容されていた若い青年2人が、虐殺の事実と収容所の実態を世界に伝えるべく、脱走を決意。1944年、奇跡的に脱出に成功する。過酷な逃走を経て赤十字に保護された2人は、収容所の詳細な状況や内情を必死で訴えようとする-。

 【ホンネ】正直、食指を動かすには覚悟がいるが、同様の作品を何本見ても、衝撃度も緊迫感も色あせない。脱出、逃走と緊迫感MAX! 2人の必死さに対し、赤十字職員の悠長さは、当時の「まさか」という感覚とナチスへの腰の引け具合だったのか。ヨーロッパ全土で過激派の勢いが増す現状を憂う監督が込めた、メッセージの強さと熱さがひしと感じられる。 ★★★ (映画評論家・折田千鶴子)

 ★5つで満点 ☆=星半分 

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