【五輪に負けるなスポーツ映画で熱くなれ】フィールド・オブ・ドリームス(1989年) 原作は人間の絆や夢を描いた小説「シューレス・ジョー」 - zakzak:夕刊フジ公式サイト

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【五輪に負けるなスポーツ映画で熱くなれ】フィールド・オブ・ドリームス(1989年) 原作は人間の絆や夢を描いた小説「シューレス・ジョー」

 本場アメリカで二刀流・大谷翔平が盛り上がっている。ベーブ・ルースをしのぐ活躍に、同じ日本人として鼻が高い。オリンピックの野球の歴史をひもとくと、1904年のセントルイス大会で初めて実施されたが、これは公開競技。

 日本は64年の東京大会で初参加。84年のロサンゼルス大会は金メダルだがこれも公開競技。正式種目は92年のバルセロナ五輪から2008年の北京大会まで。日本は1996年のアトランタ大会で銀、2004年のアテネ大会は銅で金メダルには手が届いていない。

 映画「フィールド・オブ・ドリームス」だが、原作はウィリアム・パトリック・キンセラの小説「シューレス・ジョー」で、人間の絆や夢を描いたファンタジー。

 邦題は当初、「とうもろこし畑のキャッチボール」と発表されたが、反対の声が上がり原題で通すことに。そのせいで台本の修正が間に合わなかったこともあったそう。

 シューレス・ジョーは1919年に起きたブラックソックス事件と呼ばれた八百長事件で、球界を永久追放された選手。試合でスパイクを脱ぎ靴下でプレーしたことでシューレスと異名がついた。

 ワールドシリーズで起きたこの事件。下馬評ではホワイトソックスがダントツだったが、ふたを開けると劣勢のレッズが5勝3敗で優勝した。この時に8人の選手が八百長をしたとされた。

 アーチボルト・グラハム役のバート・ランカスターはこの映画の後にテレビドラマ3本に出たが劇場公開作品としては遺作となった。ムーンライトと呼ばれたグラハムはヤンキースの選手だったが、一度も打席に立たずに終わったことで有名。

 ケビン・コスナーが演じた主役レイ・キンセラにはトム・ハンクスも名が挙がったが断られた。

 トウモロコシ畑に作られた野球場は本作のために作られたもの。アイオワ州ダビューク郊外の小さな町で、土地の所有者は撮影後も取り壊さず無料で一般公開し、実際の試合にも使われたそうだ。2020年にはMLBの公式戦として、この野球場でヤンキース対ホワイトソックス戦が行われる予定だったが、シーズン短縮化と移動の問題などで消滅したのは残念。

 フェンウェイ・パークでの試合のシーンにはまだ無名のベン・アフレックとマット・デイモンが観客役のエキストラとして出演したがカットの憂き目に。 (望月苑巳)

 ■フィールド・オブ・ドリームズ 日本公開は1990年3月24日(米国公開は1989年4月21日)。フィル・アルデン・ロビンソン監督。日本での配給収入は11億円。

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