【ぴいぷる】歌手・タレント森口博子 大事なものは心と心のつながり ガンダムは人生のパートナー“一音入魂” (1/2ページ) - zakzak:夕刊フジ公式サイト

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【ぴいぷる】歌手・タレント森口博子 大事なものは心と心のつながり ガンダムは人生のパートナー“一音入魂” (1/2ページ)

 この人は常に“全力疾走”で“一生懸命”だ。その姿はファンを裏切らない。だからこそ、みんなに愛され、第一線で輝き続ける。デビュー35年の記念イヤーを締めくくる24年ぶりというオリジナルアルバムは、ファンへの感謝の気持ちに満ちている。

 「コロナ禍で、何気ない日常が一変し、ファンと直接触れ合えない中、心と心のつながりは生命線です。ファンとの絆はこれまで以上に強くなっています」

 そのアルバム『蒼い生命(いのち)』は、緑や青といった自然あふれる地球がイメージされている。1つの命でつながっている地球の美しさを再び取り戻したいという思いが込められており、リード楽曲『蒼い生命』では壮大なスケール感で魅せる。

 思えば、ガンダムファンにとって心の1曲である、『機動戦士Ζガンダム』の主題歌だった1985年のデビュー曲『水の星へ愛をこめて』もイメージは地球だ。今作では多重録音による“一人アカペラ”バージョンを収めた。

 「低いベース音や高音のストリングスなど、収録するのに3日もかかりました。35のトラックを積み重ねるのはすごく難しかったですけど、これまでの1年1年を思い起こしましたね。でも次の日、疲れ果てて腰にきちゃいましたね」と笑う。

 このデビュー曲はもちろんのこと、『機動戦士ガンダムF91』の主題歌『ETERNAL WIND~ほほえみは光る風の中~』(91年)でNHK紅白歌合戦に初出場。『鳥籠の少年』(2018年)はガンダムを取り上げた人気パチンコ台の搭載曲となり、YouTubeで再生回数500万回越えを記録した。

 19、20年にリリースした『GUNDAM SONG COVERS』シリーズは、累計で20万枚超と、35年間の活動はガンダムと切っても切れないつながりがある。

 「まさに人生のパートナー。40年以上も続く作品に携われているわけですから、アーティスト冥利(みょうり)につきます。運命的な出会いであり、うれしい使命をいただいているわけですから、これからも“一音入魂”で歌い続けます」と気を引き締める。

 とはいえ、デビュー当時はアニソンがジャンルとして確立されておらず、所属事務所からクビを宣告されたことも。

 「なんでもやります」のひと言で、もらった仕事が雄ロバを口説く企画だったことは、語り草になっている。そこから元祖バラドルとしての地位を築き上げた。

 「ロバを人間だと思って、耳に息を吹きかけてみたり、跨ってみたり…。この先に歌があるという思いがありますし、大好きなことのためには全力で頑張ると決心していましたね」

 屈託なく語る笑顔の中に、芯の強さがのぞく。歌への強い思いが、すべてをつなげているのだ。

 「私、“つながりん坊”なんです。音楽や会話を通じて触れあうことが大好物で、みんなとつながりたいんですよ。ライブのMCも長いですから。『ここは5分で!』といわれて、5分で終わったことなんてないですね」

 15年のデビュー30周年の記念コンサートでは、持ち時間2時間半の予定が、終わってみればなんと3時間半。1人、ファンの前で歌って踊ってしゃべってみせた。

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