【CS・BS 今週の狙い撃ち】次々と究極の選択 「PMC:ザ・バンカー」(スカパー!CS240ムービープラス9月16日(木)午後9時) - zakzak:夕刊フジ公式サイト

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次々と究極の選択 「PMC:ザ・バンカー」(スカパー!CS240ムービープラス9月16日(木)午後9時)

 16日午後9時からスカパー!ムービープラスで放送されるのが映画「PMC:ザ・バンカー」です。

 民間軍事会社(PMC)の傭兵隊長エイハブは、CIAの極秘任務中に想定外のトラブルに見舞われ、地下30メートルの地下要塞“バンカー”で孤立してしまう。敵である北朝鮮のエリート医師と手を組み、無謀な作戦に打って出る。米国、北朝鮮、韓国、中国の陰謀が交錯する中、彼は生きて脱出できるのか…。

 この映画は、2018年に韓国で制作され、2020年に日本でも公開されたのですが、私はまったくノーマークでした。日本公開時に特に話題にならなかったのは、やはりコロナ禍の影響もあるのでしょう。そう信じたいものです。

 なぜかと言いますと、この映画、予想以上の面白さだからなのです。特に脚本が素晴らしい! あえて言うなら、役者の技量にややばらつきがあるのは否めないのですが、それを補ってあまりあるストーリーなのです。

 この手の映画で珍しいのは、主役のハ・ジョンウのアクションシーンがほとんどないのです。それでいながらハラハラドキドキを大型アクション以上に感じることができます。そんな中で、北朝鮮のエリート医師とのやりとりは、映画「ダイ・ハード」におけるマクレーン刑事とパウエル巡査部長とのシーンを思い出させてくれ、映画ファンの心をくすぐります。

 コロナ禍に入り、医療現場が逼迫してくると、「命の選別」という言葉が出てくるようになりました。日常生活においては考えたくもないことです。この映画では、全体を通してこの「命の選別」がテーマとなっていると言っていいでしょう。ミッションを遂行することを選ぶか? 自分の命を守るか? 仲間の命を守りながら自分を犠牲にするか? 局面局面で究極の選択が迫られていきます。

 軍事境界線の巨大バンカーの中で、何を大事にするか、どれを優先していくのか、あなたは判断できますか?(横川メロディー)

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